水産学部では、「国際食料資源学特別コース・水産学系サブコース」と卒業後の進路を見据えた5つの分野に分かれて教育が行われます。また、水産学部に関わりの深い職業を目指す学生のための3つのプログラムがあります。
「国際食料資源科学特別コース・水産学系サブコース」以外の学生は、「水圏科学領域」「水産資源科学領域」「食品生命科学領域」の3つの領域に分かれて入学し、2年次から5分野に分属します。さらにコースに分かれる分野もあり、その場合は2年前期修了時にコース分属を行います。
水産学部教育の流れ
各分野及びコースの特徴
分野・コース毎に卒業後の進路を見据えた人材育成目標を設定し、目標に即したカリキュラムが形成されています。
- 水圏科学分野(海洋環境科学コースと水圏生物科学コース)
- 水産資源科学分野(資源生産管理学コースと増養殖学コース)
- 食品生命科学分野(水産食品学コースと先進資源利用科学コース)
- 水産経済学分野(水産政策学コースと水産流通学コース)
- 水圏環境保全学分野
教育プログラム
教育プログラムは、水産学部に関わりの深い職業技能や資格の修得を目指すものです。希望者のみ、以下の1つのプログラムに登録でき、手続きや教材面で様々な便宜を受けることができます。
各プログラムの目標
水産学の専門性以外に職業能力を開発したい学生のため、3つの教育プログラムを設置します。希望する学生は、1年終了時にこれらのプログラムに登録します。プログラムはどの学生でも登録できます。
- 水産教員養成プログラム
水産系高等学校教員の養成を目的とします。高等学校教諭一種免許状(水産)と併せて同(理科)を取得させることにより、水産系に加え理科にも強い教員を養成します。 - 海技士養成プログラム
東京海洋大学海洋科学専攻科に進学し、三級海技士(航海)及び関連資格を取得するために必要な、学士課程段階での教育を行います。 - グローバル人材育成プログラム
グローバル社会で活躍できる人材の育成を目的とし、実用英語科目群や海外研修などを組み合わせ、国際感覚と国際コミュニケーション能力を涵養する教育を行います。
本学部で取得可能な資格
プログラム登録の有無に関わらず、定められた科目を修得することによって以下の資格を得ることができます。ただし、本学部の卒業要件とは異なる科目が含まれます。
水産学科 | ・高等学校教諭一種免許(水産) ・高等学校教諭一種免許(理科) ・中学校教諭一種免許(理科) ・食品衛生監視員(任用資格) ・食品衛生管理者(任用資格) ・学芸員(任用資格) ・三級海技士(航海)(受験資格)※ |
国際食料資源学特別コース・ 水産学系サブコース |
・高等学校教諭一種免許(水産) |
※卒業後に東京海洋大学海洋科学専攻科への進学が必要