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2019年度公海域水産乗船実習日記[かごしま丸]第7話



公海域水産乗船実習日記 第7話
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第7話[9/16]
熱帯低気圧に追い出されるように那覇出港しました。出港後は波が高く、船が大きく揺れ続けています。

那覇泊魚市見学1
那覇泊魚市見学2

那覇泊魚市見学3
実習期間も片手で数えられるようになりました。下船したら何をしようかと期待と喜びで胸いっぱいです。好きなものを食べたり、映画を見たり。もちろん実習が嫌だとか苦しかったと言っているわけではありません。海の碧さ、日出や夕日の美しさ、星の瞬きはこれまで見たことがないすばらしいものでした。(実習生:加藤哲平)
下船まで残り一週間。ここまでの道のりは本当に長く辛かった。しかし、そんな中でも学ぶことが非常に多く充実した時間であった。6時15分起床、22時消灯の生活リズムさえ苦痛であったが、ひと月たった今ではすっかり体が覚えてしまった。航海当直やマグロ操業も回を重ねるごとに覚えていった。もうすぐ終わる。すばらしい乗船実習が。(実習生:因大地)
第6話[9/8]
釣果はその後も変わることなくマグロ延縄漁業実習が終了しました。航海当直、漂流ゴミ調査、天測実習、操業片付けを行いながら北上中です。

延縄操業片付け
操舵中

気象通報(雲観測)
操業を終え航海実習も残り半分を過ぎました。普段の生活では経験できないマグロ延縄は今実習で最も大きな思い出の一つとなりました。今回は例年と比べ鉢数も少なく、いくつかの実験も兼ての操業となり揚がった魚は多くありませんでしたが、自分たちで仕掛けた縄にマグロが釣れた時はとても興奮しました。(実習生:庭木俊成)
マグロ延縄が終了しました。台風、熱帯低気圧の影響で予定回数に達する前の終了となりましたが、そのすべてが新鮮で貴重な体験となりました。釣れたマグロの迫力はここまでの苦労を吹き飛ばすものでした。航海日数も一日一日少なくなっていきますが残りの日々を大切に過ごしていこうと思います。(実習生:山田直輝)
第5話[9/3]
マグロ延縄漁業実習中です。実習生は指示を待つことなく積極的に動いていますが、ここまでの釣果は残念ながら期待していたものとは違います。

投縄準備
投縄作業
揚げ縄作業中

初マグロ
数日前から操業実習がはじまりました。マグロを獲ることがこんなにも難しいこととは思っておらず、その作業の大変さを実感しました。食べたい時に手に入る、そのような環境で生活できていることに改めて感謝しなければならないと思いました。(実習生:野津山毅)
毎日360°海に囲まれて送る幸せな生活もあと半分になりました。操業実習を通じて、延縄という私にとって未知の世界を体験することができ漁業に関する世界がほんの少しですが開けたような気がします。延縄の難しさ、大変さ、面白さ、楽しさなど教科書では学べないことを理解することができました。(実習生:佐々木悠乃)
第4話[8/29]
ここまで数日間漂流ゴミの観測調査を行ってきました。明日からはマグロ延縄漁業実習が始まります。釣果が楽しみです。

薄明時天測中1

薄明時天測中2
この実習は想像よりきついです。揺れる船内での講義時間も多いです。でも私は海を眺めることが好きなので、航海当直中は楽しく時間を過ごすことができます。当直中、航海士からは色々なことを学ぶので当直ごとに知識が増えていきます。(実習生:加藤鮎奈)
操業を目前にして緊張感を覚えます。この2週間本当に濃密な時間を過ごしてきたと思います。朝、昼操業準備作業を行い夕方からは2時間の講義。その翌日は航海当直4時間2回の繰り返し。普段気にすることのない星や雲についても学び、新しい知識に出会えて新鮮な気持ちです。(実習生:岩佐桜)
第3話[8/26]
台風接近のち新たな熱帯低気圧の発生、うねりが大きい状態が続いています。大きく揺れる船内では船酔いしながらも、天測計算が続けられています。

天測1
天測2
天測計算中

日の出風景
今回の実習はなんとなく楽しそう、おもしろそうだという理由から履修しました。出港後、ワッチと天測計算という2つの辛く苦しいことが続いています。ワッチは少なくとも4時間は揺れる中、立ちっぱなしで足が棒のように疲れます。天測計算は難しく常に解答が最後の方になってしまいます。早く那覇港に寄港してビーチで羽を伸ばしたいです。(実習生:小野眞太朗)
船の揺れが大きくなってきました。漁場に向かっている最中ですが今後さらに大きく揺れることが予想されます。数人の仲間が船酔いになり食事も摂れません。明日は我が身と考え、酔う前に体に栄養を貯蓄しようと頑張っています。昨日の昼食は、みそラーメンでした。さらに私はご飯を3杯食べました。今のところ私には船酔いの気配はありません。(実習生:鈴木湧也)
第2話[8/21]
出港後から操業実習準備が続いています。それと並行して、航海当直や天測計算にも取り組んでいます。操業海域付近には新たな熱帯低気圧が発生、今後の動向が気になります。

イルカ遭遇
漁具組み立て
実習生2人

石垣入港中
ここまでの作業は延縄に使用する枝縄を800本組み立てました。航海当直では船を避けたり、潮流を考えて針路を決定したりしました。当直中にはイルカの群れと遭遇しとても感動しました。航海士を目指している自分にとってすべてが貴重な経験です。これからの乗船も自分にとって実りある時間を過ごせるようにしていこうと思います。(実習生:鈴木雄洋)
慣れない揺れの中、文字を書いたり、食事を摂っているとすぐ気分が悪くなります。圏外のためケータイに支配されている私は大事な武器を失った感じです。当直や作業以外の時間には海技試験の勉強や筋トレをするなどして過ごしています。船の食事はとてもおいしいのでここ1週間で3キロ太りました。(実習生:寺門仁)
第1話[08/17]
実習航海が始まりました。実習生は前期試験終了直後9日から乗船、船内講義や積込等の航海準備を行い17日出港しました。9月20日帰港となります。

実習生、さぁ出航だ!
乗船してから約1週間経過しました。共同生活という環境にも慣れ、仲間から色々な刺激を受けながら楽しんでいます。明日出港、ついに航海が始まります。これまでの1週間と異なり新たな発見、体験を楽しみながら仲間と協力して実習に臨みたいと思います。(実習生:加茂航一朗)
起床直後のラジオ体操、食事の準備と片付けにやっと慣れてきました。台風10号を避けるため山川港のブイにかごしま丸を係留しました。ブイ係留の作業を間近で見ることができ貴重な体験となりました。本実習を通して船のことを始め、様々な事を体験、学びたいと思います。(実習生:鈴木湧也)
東南アジア漁業開発センターとの学術協力協定更新に関する調印式を行いました
調印式

2003年に本学部と東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)との間で学術協力に関する協定を締結して以来、SEAFDEC職員、本学部の教員、学生との間で活発な交流を図ってきました。このたび協定期間の満了を迎え、今後さらに5年間の延長をするために、2019年8月26日に本学部学部長室において協定更新に関する調印式を行いました。
SEAFDECからは、Dr. Kom Silapajarn事務局長、Mr. Akito Sato 次長、Ms. Nualanong Tongdeeの3名の職員が来学しました。
調印式の終了後には特別セミナーを開催し、Dr. Kom Silapajarn事務局長による特別講演「SEAFDEC のIUU 漁業対策の紹介」が行われました。本学部の教員からはSEAFDECとのこれまでの活動実績を報告し、また、大学院・熱帯水産学国際連携プログラム(ILP)について紹介しました。SEAFDEC職員は本学部の実験施設も視察され、今後、さらに連携を図っていく上で双方の理解を深める貴重な時間となりました。

特別セミナー
Dr. Kom Silapajarn事務局長による特別講演
本学部の食品工場を視察
華中農業大学水産学院の学生と先生が来学しました
華中農業大学水産学院の学生22名と教員2名(両端)

8月5日〜8月9日の間、部局間交流協定に基づく事業の一貫として、華中農業大学水産学院(中国、湖北省武漢市)の学生22名(学部学生および大学院生)と先生2名を受け入れました。華中農業大学は農水系の研究・教育を中心とし、16の学部(学院)を擁する総合大学で、昨年度、当学部との間で部局間協定を締結しました。また、本学農学部とも協定を結んでおり、部局をまたいだ活発な交流を強く望んでいます。また、中国側における代表者の高教授は水産学部から修士課程を経て連合農学研究科で学位を取得した、本学のOBです。来学中には台風9号が鹿児島へ接近していましたので、主にキャンパス内で講義や解剖実習、プレゼンテーションなどの活動を行いました。また、台風の合間を縫って鹿児島県水産技術開発センターの視察も行い、鹿児島県の養殖や赤潮についての講義を受けました。ご協力いただいた皆様へこの場をお借りしてお礼申し上げます。

文責:横山

 

食品実習工場の見学
高教授による華中農業大学の紹介
カンパチ稚魚の解剖実習。ほとんどの学生は海水魚を生まれて初めて触ったとのこと
親子で理系見学会を開催いたしました

8月24日 「親子で理系見学会」を開催いたしました。
鹿児島水族館にて本学部卒業生である堀江さんに水族館のバックヤードをガイドしていただき、懇談致しました。
続いて、本学部練習船南星丸に乗船し、畑辺さんに航海士のお仕事についてレクチャーしていただくとともに、錦江湾体験航海を致しました。
当日は曇り時々雨のあいにくの天気ではございましたが、参加者の女子中高生の晴れやかな笑顔とともに、予定とおり終了いたしました。
今後も、女子中高生の理系進路選択を推進するお手伝いをしてまいります。
女子中高生の皆さん、理系で、水産学部で、楽しく学び、明るい未来を手に入れましょう!

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