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台湾の水産系高等職業学校の学生と先生が本学を訪問されました
台湾の水産系高等職業学校の生徒7名と教諭3名

大学間協定校である高雄科技大学からの依頼を受け、台湾の水産系高等職業学校(5校)の生徒7名、教諭3名、および高雄科技大学・学生国際交流担当の余准教授に対し、鹿児島県内の海面生簀養殖現場の視察や練習船かごしま丸の視察を行いました。今後、高雄科技大学への進学を予定している生徒たちに、国外の水産業現場や教育研究施設を視察させ、見分を広げさせたいという趣旨の視察旅行とのことでした。鹿児島県垂水市の牛根漁業協同組合のご協力をいただき、職員の方に養殖場を案内いただいたり、組合の近年の取り組みを紹介いただき、学生や教諭の質問にお答えいただきました。かごしま丸視察では、内山船長および三橋次席二等航海士が対応し、練習船の歴史、船の設備、研究機器、教育実習・研究の概要等について紹介しました。学生からは様々な質問が活発になされました。視察を通じ、鹿児島県の水産業現場や、大学の持つ教育や研究を行う練習船ならびに役割について理解してもらえたと思います。本視察を受け入れていただいた、牛根漁業協同組合に感謝いたします。

 

牛根漁業協同組合にて
(左)視察団長 謝旻淵校長先生(澎湖海事高校)、(右)かごしま丸 内山正樹船長
かごしま丸 船橋 (BRIDGE)にて
かごしま丸が放送大学と志學館大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
退船操練

令和元年5月25日から5月26日の2日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、放送大学と志學館大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
放送大学からは、鹿児島学習センターの住吉文夫所長と職員1人に引率された「鹿児島湾洋上実習」受講の19人が、志學館大学からは近藤諭教授に引率された「フィールドで学ぶ環境科学」受講の人間関係学部の2年生1人と1年生2人及び法学部3年生1人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した山中有一准教授の指導を受けました。「鹿児島湾洋上実習」は、かごしま丸を利用した洋上実習を主体とする現場学習型の科目で、放送大学鹿児島学習センターの全国開放型の面接授業として平成25年度に新設開講されたものです。7年目となる今年は、鹿児島県内はもとより、九州、中国、近畿、中部、関東地方から20代~70代までの幅広い年齢層の学生が参加しました。また、「フィールドで学ぶ環境科学」は、本学の教育関係共同利用施設であるかごしま丸及び農学部附属高隅演習林での現場体験型実習と志學館大学での講義を通じて、環境問題に関する基礎的知識を学習する科目で、平成28年度に同大学の共通教育科目として新設開講されたものです。
初日は、谷山港停泊中のかごしま丸船内で、東隆文首席一等航海士による乗船実習ガイダンスを受けた後、船内見学と退船訓練を行った後、山中准教授と三橋廷央次席二等航海士から「海洋観測とは」、「水産資源評価-どうすれば水中の魚の数がわかるか-」についての講義を受けました。晴天に恵まれた2日目は、午前8時30分に谷山港を出港し、2班に分かれて船内見学と操舵実習を行いながら水深200m超の鹿児島湾中央部の実習海域に向かいました。実習海域では、CTDと多筒採水器及び透明度板による海洋観測、スミス・マッキンタイアー採泥器による底質・ベントスの採集と観察、北太平洋標準ネットによるプランクトンの採集と実体顕微鏡による観察の実習を行うと共に、ロープワークの実習を行いました。かごしま丸は予定したすべての実習を完了した後、実習海域を離れ、予定通り15時過ぎに谷山港に入港しました。この間に参加学生はまとめの講義を受けた後、レポートによる最終試験を受けました。
両大学の受講生にとって大型練習船での洋上実習は初めての体験でしたが、平穏な海況のもとで予定したすべての実習を無事故で実施できたこともあり、参加した両大学の教員と学生は大いに満足したようでした。放送大学の学生からは、「海洋観測を体験し、海の内包する複雑さ、すごさ、豊かさを実感できた。」、「海洋観測は、大変地味な作業の繰り返しでデータや試料を取得し、それを地道に分析するという想像以上に根気と時間とお金がかかる仕事だと感じた。」といった感想が聞かれました。また、志學館大学の近藤教授は、「文科系大学では見聞できない実験装置や器具、また航海士を目指して精進している水産学部の4年生の意識の高さに触れることができ、得難い経験をさせていただいた。」と語っていました。参加した放送大学の学生には、実習レポートに基づいて同大学の「鹿児島湾洋上実習」の単位が、志學館大学の学生には陸上での指導と合わせて同大学の「フィールドで学ぶ環境科学」の単位が、それぞれ付与される予定です。

船内講義
機関室見学
CTDと多筒採水器による海洋観測
かごしま丸が日本大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
本学教員による講義

令和元年5月17日から23日の7日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、日本大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
同大学からは小島隆人教授に引率された生物資源科学部海洋生物資源科学科の3年生5人と4年生3人及びTAの大学院生物資源科学研究科修士課程1年生2人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した上西由翁教授と山岡浩技術主任の指導を受けました。
今回の実習では、出港から数日間、強風を伴う荒天が続くことが予想されたため、予定していた東シナ海での着底トロール実習を断念し、種子島沖での釣り実習に変更しました。初日は、東隆文首席一等航海士から乗船ガイダンスを受け、退船操練に参加した後、13時に出港し、鹿児島湾内でCTDと多筒採水器を使った海洋観測を行った後、操舵実習を行いながら種子島沖に向かいました。18日と19日は、種子島島間港沖で釣り実習を行い、参加した学生は、強い風雨の中でゴマサバやアオヤガラなどを釣りあげていました。釣り実習の合間には、上西由翁教授から「生鮮魚の鮮度変化」について講義を受けると共に、ロープワーク実習や山岡技術主任の指導による釣り実習の漁獲物を原料としたすり身製造実習を行いました。かごしま丸は、20日に馬毛島沖に移動して釣り実習を行った後、種子島西之表市に寄港し、翌21日は、種子島漁業協同組合せり市場を見学した後、島内の自由見学を行いました。22日は、かごしま丸と並んで停泊していた東海大学練習船望星丸を見送った後、西之表港を出港して鹿児島への帰路につきました。鹿児島への航海中には、小島教授よる日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科の紹介と「ロープ端末の処理」実習が行われ、その後、2班に分かれて、かごしま丸教員の指導で航海当直実習と機関室見学を行いました。航海当直実習では、自分たちでジャイロコンパスやレーダを使って測定した灯台等の陸上物標の方位や距離情報に基づく海図上での現在位置決定、六分儀による太陽の下辺高度の観測等を体験しました。参加した学生は、荒天によるトロール操業実習の中止や釣り実習で加工実習の原料となる魚が十分に釣れなかったことを非常に残念がっていましたが、全員が船酔いすることなく荒天下での実習に参加して自然の厳しさを体感し、航海当直実習や寄港地での見学上陸など大型練習船ならではの実習を経験できたことに満足した様子でした。また、船内で本学部3年生と一緒に過ごす時間が長かったこともあり、両大学の学生は日に日に交流を深め、下船後もお互いに名残惜しい様子でした。参加した学生には、後日提出されるレポートに基づいて、同大学の海洋生物資源科学実習の単位(1単位)が付与される予定です。
なお、この実習航海には、本学部科目「漁獲物船上処理乗船実習」受講の水産学部3年生18人も混乗して、日本大学の学生と同じ内容の実習を行いました。

釣り実習
すり身製造実習
種子島漁協せり市場見学
かごしま丸が早稲田大学及び本学法文学部の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
出港見学

令和元年5月9日から5月11日の3日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、早稲田大学及び本学法文学部の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
早稲田大学からは法学部3年生の10人が、本学法文学部からは松田忠大教授と本学URAセンターの張秀絹特任准教授に引率された法経社会学科3年生の9人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸教員・乗組員の指導を受けました。この実習は、早稲田大学法学部長箱井崇史教授と松田教授により、両大学の共同演習「海商法セミナー」として企画・実施されたものです。
この実習は、かごしま丸での洋上実習を通して、海上物品輸送という商行為について定めた法律である海商法(商法第三編)の法解釈や船舶衝突により生じた賠償責任等の裁判例に現れた事案の理解をする上で重要な、大型船舶の構造・設備、運航実務及び海上交通法規を学習することを目的として実施されました。初日は、谷山港停泊中のかごしま丸船内で乗船オリエンテーションと退船操練を行った後、三橋次席ニ等航海士から「船体構造及び乗組員職制」について、内山船長から「海上交通法規(海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法)」について講義を受けました。また夕食後は、松田教授による船内セミナー「船舶衝突による賠償責任」が行われました。2日目は、午前9時に谷山港を出港し、錦江湾を南下しながら、3班に分かれて船内見学、操舵実習、ロープワーク実習を行った後、張特任准教授による船内セミナー「中国海商法および海事法院について」が行われました。大隅半島立目埼沖到着後は、目視及びレーダ、船舶自動識別装置(AIS)等の航海機器により、自船周辺を航行する船舶の把握を体験しました。日没後は、錦江湾を北上しながら、かごしま丸教員・乗組員の指導の下、3班に分かれて船橋で航海当直実習を行い、灯火(航海灯)の見え方による他船の進行方向や衝突のおそれの有無の判断、避航方法、灯色や点滅周期による灯台など航路標識の識別、コンパスやレーダで測定した物標の方位や距離に基づく自船の位置決定など大型船の運航実務を体験しました。最終日は、入港作業の見学をした後、9時に谷山港に着岸・下船しました。
今回は、全行程穏やかな天候に恵まれて、予定したすべての実習を無事故で実施できたこともあり、共同セミナーに参加した両大学の教員及び学生は大いに満足したようでした。松田教授は、「かごしま丸での航海体験は、海商法を学ぶ学生たちにとって大変貴重な機会であり、毎年、船上での体験や受講内容を陸上での講義で活用させてもらっている。」と語っていました。

船内セミナー
操舵実習
夜間航海当直実習
本学教員及び研究員が日本水産学会において水産学奨励賞、論文賞を受賞しました
左1 越塩俊介水産学部長、緒方由美 研究員、遠藤 光 助教、木村郁夫 教授

3月26日から東京海洋大学で開催された、「平成31年度日本水産学会春季大会」において、遠藤 光 助教が水産学奨励賞を、緒方 由美 研究員が論文賞をそれぞれ受賞し、表彰式が行われました。

遠藤 光 助教「海藻類の環境応答に関する生理生態学的研究」

宮城,京都,鹿児島の各海域の様々な海藻類を対象に,海藻の成長に対する水温,栄養塩,光条件といった複数の要因を体系的に研究し,養殖海藻の品質が低下する色落ち現象を解明したものです。さらには,植食動物への防御機構に対する無機環境の複合作用を評価し,藻場が縮小する磯焼け現象に関する貴重な知見を得る事が出来ました。これらの研究成果は,藻場の保全と修復および海藻養殖の新たな技術開発に資するものであり,今後更なる学問展開と水産学への貢献が期待されています。

詳細については以下のリンクをご覧ください。
平成30年度日本水産学会各賞受賞者の選考結果

 

緒方 由美 研究員「高濃度のアデノシン三リン酸存在下で凍結し解凍したヒラメ肉の性状

ヒラメを生食として消費する際に高品質な性状で提供可能とする基礎的知見が述べられています。ATPのタンパク質変性抑制作用に着目し,冷凍解凍後にもヒラメの刺身を高品質な状態で提供可能な製造法について検討を行いました。ヒラメを活けしめ後,魚肉中に高濃度のATPが残存した状態で急速凍結し,解凍硬直を抑制するために緩慢解凍を行うことによって筋原線維タンパク質の変性が抑制され,高品質な刺し身の性状を維持可能であることを示しました。寄生虫対策のみならず,冷凍品の輸出においても貢献する可能性もあり,高く評価されました。

詳細については以下のリンクをご覧ください。
平成30年度日本水産学会論文賞受賞論文

平成30年度日本水産学会で遠藤 光 助教が水産学奨励賞を受賞しました
助教 遠藤 光

遠藤氏は、藻場が縮小する磯焼け現象と、養殖海藻の品質が低下する色落ち現象の原因解明を目的として、藻場構成種と養殖対象種を多く含む大型褐藻(マコンブ、ワカメ、ヒジキの仲間)の成長や化学成分に対する無機環境の複合的な影響を評価してきた。その結果、大型褐藻の成長に対する栄養添加の影響は高水温や低水温では弱められることを発見した。また、ウニなど植食動物に対する大型褐藻の防御機構が栄養添加によって弱まる可能性があることも示した。さらに、海藻の商品価値を決定する色彩は、貧栄養条件で薄くなることが知られていたが、北日本における冬の低水温では富栄養であっても薄くなること、低水温であっても光量を抑制することによって濃くなることを新たに示した。これらの知見は、磯焼け現象や色落ち現象の原因に関する理解を深めるだけでなく、対策技術としての栄養添加および食害防除技術の高度化に資するものである。

JSFS水産学奨励賞 遠藤 光氏 「海藻類の環境応答に関する生理生態学的研究」


国際食料資源学特別コース卒業プロジェクト報告発表会が実施されました

水産学部と農学部が4年前に共同で開設した国際食料資源学特別コースの第一期卒業予定学生のうち、7名が卒業プロジェクトを実施し、水産学サブコースから5名の学生がこの発表会で成果を発表してくれました。
発表会には学内・外から60名を超す方々が参加され、英語による発表、質疑が活発に行われました。

 

 

報告題目は以下の通り。

マレーシア派遣
・Current Status and Future Effective Use of Marine Products in Malaysia
セントルシア派遣
・Cooperative Project to Make an Attractive Fishing Port in Vieux Fort Fishing Complex in St. Lucia
・Current Status and Utilization of Marine Products in St. Lucia
スペイン派遣
・Current Status of Consumed Fish in Alicante, Spain and several locations in Tunisia, and a Survey in a Marine Protected Area
コロンビア派遣
・Activities for Complete Farming of Fish in Colombia

なお、これらのプロジェクトのうち、特に3件はJICA大学連携ボランティア派遣事業の短期派遣の枠組みを利用させていただいており、JICA関係者、セントルシア水産局、コロンビアマグダレナ大学および地域の漁業者を中心に多くの方々の協力と支援をいただきました。また、1件はマレーシアでの草の根事業の事前調査の一部となっており、JICAマレーシア事務所やマレーシア水産局およびマレーシアトレンガヌ大学の先生方をはじめ、多くの方々の協力と支援をいただきました。
多くの方々のご支援、ご協力ありがとうございました。

このクイズの正解は?


1月16日から22日の間は、鹿児島市の市電でもこのポスターがご覧になれます。



「日本水産学会九州支部大会」で水産学部食品生命科学分野の学生2名が受賞しました
「支部会長賞」1年 河辺ももこ(左)、「優秀学生発表賞」4年 烏山喜和子(右)

2018年12月8日に行われた日本水産学会九州支部大会にて、水産学研究科1年生の河辺ももこさんの発表が「支部会長賞」、水産学部4年生の烏山喜和子さんの発表が「優秀学生発表賞」を受賞しました。両発表とも、人間から魚類に広く保存されるペプチドホルモンについての研究であり、このホルモンは摂食やストレス、攻撃性などに深く関与しています。今回の学会では、河辺さんがゲノム編集技術によるノックアウトゼブラフィッシュの樹立とその行動について発表し、烏山さんは魚類におけるストレス負荷時の情動関与ホルモンの相互作用についての新知見を報告しました。これらの研究成果は、養殖業のストレス緩和方法や摂食促進物質の探索や評価法の樹立、さらに人間の機能性食品の開発や創薬への応用が期待されます。

かごしま丸が宮崎大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
CTDと多筒採水器による海洋観測

平成30年11月29日から12月4日の6日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、宮崎大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
同大学からは深見裕伸准教授と長野直樹准教授に引率された農学部海洋生物環境学科2年生の25人の学生が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員の指導を受けました。
この実習は、かごしま丸を利用して、外洋域での各種海洋調査及び生物採集の手法を学習することを目的として2011年から継続実施されているものです。実習初日は停泊中の船内で、かごしま丸教員による乗船ガイダンスと講義「国際漁場としての東シナ海および着底トロール漁業」及び「水産系練習船の連携による漂流・海底ごみ実態調査」、深見准教授による講義「IUCNレッドリスト-サンゴ類-」及び長野准教授による「持続的に水産資源利用するには?」と題した学生参加型ワークショップが行われました。2日目は、鹿児島を出港し、操舵体験及び機関室見学、ロープワーク、薩摩半島沖でのCTDと多筒採水器による海洋観測及びセッキ―板による透明度測定、日没後の稚魚ネット曳網による生物採集と標本観察等の実習を行いながら東シナ海の着底トロール操業海域に向けて航行しました。3日目は東シナ海の陸棚域で2回の着底トロール操業と漁獲物の同定・測定実習を行ないました。また、東京海洋大学、九州大学、北海道大学、長崎大学及び本学が連携協力して実施中の環境省事業「漂流マイクロプラスチックを含む漂流・海底ごみの分布実態調査」の一環として、ニューストンネット曳網による表層に浮遊するマイクロプラスチックの採集及び着底トロール曳網で回収された海底ごみの調査を行いました。参加学生は、これらの実習を通じて、大型船舶を使った洋上における海洋生物と水圏環境の調査手法を体験しました。かごしま丸は、12月2日に指宿市山川に寄港し、翌3日に有限会社坂井商店かつお節工場の見学を行いました。帰港前日には、班ごとに実習で学んだ内容からテーマを決めて、実習中に得た資料や情報、文献調査の結果をとりまとめてグループ発表を行いました。
今回の実習は、全航程好天に恵まれ、予定していた実習を無事故で全て実施できたこともあり、参加した宮崎大学の教員・学生は大いに満足したようでした。深見准教授は、「本実習は、学生にとって唯一の外洋域での実習であり、船上での団体生活、鹿児島大学の学生との交流を通した相互啓発も含めて、学生たちにとって貴重な経験となっている。また、ニューストンネット曳網では、マイクプラスチックの外に、普段の野外実習では観察できないクラゲ類など水表生物も採集された。ニューストンネット曳網による水表生物の採集・観察を実習に取り込むなど、かごしま丸の協力を得ながら内容を更に充実させて、この乗船実習を継続実施してゆきたい。」と語っていました。参加した学生には、同大学の海洋生物探査講座の単位が付与される予定です。
平成30年度のかごしま丸共同利用航海は、本航海終了をもってすべて計画通りに実施を完了しました。

着底トロール操業
稚魚ネット標本の観察・同定
トロール漁獲物の処理
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