Let’s Enjoy!水産資源科学分野(水産技術グループ) 修士2年 中上貴史

水産資源科学分野(水産技術グループ)修士2年 中上貴史

父が長崎県の離島で漁業を営んでおり、技術で水産業を支えたいと考え水産学部で学ぶことを決めました。ここでは私の研究と研究活動での現地調査について紹介します。

漁業は日本の食文化を支える重要な産業です。私は、その漁業が海上での気象条件からどのような影響を受けているかを研究しています。この研究を進めることで、気象条件から魚がどの程度漁獲できるかを予測できるシステムを構築したいと考えています。近年、IoTやAIなどの情報技術は著しく発展しています。漁業においても例外ではなく、それらの技術の導入が検討されています。漁業には多くの課題があるからこそ、課題に挑戦し解決に貢献するチャンスも多く、それをやりがいに研究に取り組むことができます。ぜひ水産学部で世のため人のための研究に取り組みましょう。

現地調査では種子島や与論島などの離島や鹿児島県各地の漁師さんのところへ赴き、聞き取り調査や懇談会などを通して現地の漁業について学びます。操業の工夫や、経験談など漁業について熱く語る漁師さんの姿はついつい惚れ込んでしまいます。漁師さんの優しい眼差しにはついつい包み込まれてしまいます。漁獲量が減少している、きつい・危険・汚いなど負のイメージを持たれる漁業ですが、ぜひ水産学部で素敵な漁師さんと出会ってみて下さい。必ず漁師さんに惚れて、漁業の魅力に惹かれると思います。

小さい頃から漁師にお世話になったということもありますが、水産学部で鹿児島県内の素敵な漁師さんと出会ったことで、より強くこれからも漁業に携わりたいと目標を持つことができました。海や魚などに興味のある方々、ぜひ水産学部で学び素敵な人と出会い夢や目標を見つけてください。


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