Let’s Enjoy! 水圏科学分野 4年 原 愛理

水圏科学分野 4年 原 愛理

小さい頃から海が好きで、海の生物と触れ合える水族館に憧れ、初めは水族館で働くために学芸員を目指して水産学部に入学しました。水産学部での授業や実験、実習を通して海洋環境や海洋生物についてさらに知りたいと思うようになりました。また、私はダイビングサークルに所属していて、その活動の中で、“海”という自然の美しさに感動を覚えました。海中は多様な生物の生活模様、長い年月をかけて作られた地形であふれていることを体験し、これらを育む海の偉大さに感動しました。さらに、水圏科学分野では乗船実習があり、外洋域に出て自分たちの手で海洋観測や標本採取をして船上で実験などをします。乗船実習では大しけで船が揺れて海という自然の大きさを感じたり、見たことのない生物を観察したり、船酔いしながら作業したり、大変でも楽しい初めての体験ばかりでとても新鮮でした。このようなダイビングや乗船実習を通して授業で学んだことを実体験として学べることが多かったです。

初めは水族館で働きたかったのですが、これらの経験をしたことで、海という自然の大きさを実感でき、水族館の狭い水槽の中の動物ではなく、大自然の中でのんびりと自由に、優雅に生きる動物たちのことを知りたい、守りたいという新たな目標を見つける事が出来ました。新しく自分のやりたいことを見つけたころ、環境コンサルタントというフィールドに出て環境調査をしたり、自然環境を保護する職業を知り、自分のやりたいことに対して職業として関われることができるということを知りました。水産学部に入らなければこの目標にたどり着くこともこの職業のことを知ることもありませんでした。この大学に入って1番良かったと思うことは、多くの体験を通して新たな目標ができ、それを達成することができる場所があるということを知る事が出来たことです。水産学部は新鮮で特殊な体験をたくさんでき、新たな発見や体験にたくさん出会える場所です。

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