水生生物が作り出す化学物質や環境中に存在する化学物質

食品生命科学分野 ケミカルバイオロジー研究室(小松正治・内匠正太)

水生生物が作り出す化学物質や環境中に存在する化学物質のなかには、人にとって有用あるいは有害な作用をもつものが数多く存在し、未だその作用が明らかにされていない化学物質も数多く存在します。私たちケミカルバイオロジー研究室では、これらの化学物質が生物にどのように作用するのかについて、主にヒト由来の培養細胞を使って研究を行っています。化学物質が持つ未知の作用を見つけ出すことは、とても楽しく、やりがいのある研究です。また、この様な研究を通して、化学物質が持つ作用を正しく理解することで、化学物質の作用を病気や中毒の予防や治療などに役立て、人々の健康の保持・増進にも貢献できると考え、日々研究に取り組んでいます。

培養細胞
細胞内の脂質を特殊な方法を用いて検出できる。(ある種の重金属の作用により脂質が細胞内に蓄積する。)

 

マイクロシスチン-LR(アオコが作り出す毒素)

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