かごしま丸が熱帯水産学国際連携履修プログラム(ILP)構成研究科の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました

幅野船長による説明(ブリッジ)

令和6年9月21日、本学部附属練習船かごしま丸は、熱帯水産学国際連携履修プログラム(ILP)構成研究科の学生を対象とした乗船実習を実施しました。

この事業は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環であると同時に、平成27年度に開設された熱帯水産学研究科プログラム(ILP: Postgraduate Programme on Tropical Fisheries with International Linkage)に基づき、水産学部で開講された農林水産学研究科サマーセッションに参加したILP構成研究科の学生を対象として実施されたものです。ILPは、鹿児島大学農林水産学研究科に加え、インドネシア国サムラトランギ大学水産・海洋科学研究科、インドネシア国ボゴール農科大学水産・海洋科学研究科、マレーシア国マレーシア・トレンガヌ大学養殖・水産学研究科、フィリピン国フィリピン大学ビサヤス校水産・海洋科学研究科、タイ国カセサート大学水産学研究科、ベトナム国ニャチャン大学大学院、台湾国立嘉義大学生命科学院が連携し、共通するルールの下に共同で構築・運営する大学院国際共同教育プログラムです。ILP構成校からは、半渡聡学生係長、永田あずさ職員、安樂和彦教授(水産資源科学分野)に引率された6大学の研究科の学生7名(サムラトランギ大学1名、フィリピン大学ビサヤス校1名、カセサート大学2名、ニャチャン大学1名、ボゴール農科大学1名、国立嘉義大学1名)が参加し、谷山港停泊中のかごしま丸船内にて幅野船長と安楽教授から指導を受けました。

最初は航海船橋(ブリッジ)にて附属練習船における各種乗船実習の概要、航海計器の役割やかごしま丸の特色である電気推進システムや特殊操船機能の特徴などについて説明を受けました。説明の後は船内や甲板上を巡り、漁撈装置や海洋観測機器等の搭載設備を見学しました。2時間程度の滞在でしたが、参加した職員・学生達は大いに満足した様子でした。

 

集合写真

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