兵頭駿希さん(農林水産学研究科1年)が日本水産学会九州支部大会優秀発表賞を受賞しました

農林水産学研究科 兵頭駿希さん
農林水産学研究科1年 兵頭駿希さん

農林水産学研究科の兵頭駿希さん(食品生命科学分野・塩崎研究室)が、1月に宮崎で行われた日本水産学会九州支部大会にて優秀発表賞を授与されました。

今回受賞した研究テーマは「スズキ目およびカラシン目Neu4における核局在因子の同定」です。本研究において兵頭さんは、脊椎動物の中で一部の魚類(スズキ目とカラシン目)に核局在型のシアル酸分解酵素があることを発見し、その核移行システムが低保存性領域のSer/Thr領域により制御されていることを明らかにしました。異なるグループであるスズキ目とカラシン目が核局在型脱シアリル化経路を獲得したことは収斂進化の観点からも非常に興味深く、今後はこの脱シアリル化の生物学的意義の解明が期待されます。

日本水産学会九州支部大会優秀発表賞を受賞

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