動物プランクトンの食欲

附属練習船 南星丸(石井暁子)

2021年4月、南星丸では湾口部(開聞沖)にて「動物」プランクトンは「植物」プランクトンをどれくらい食べて生きているのかを調査する為の観測を行いました。

水の中で浮かんだまま生活している小さな生き物『プランクトン』。魚にとって大切なエサの役割を果たしている彼らは、一般的に光合成を行う「植物プランクトン」とその植物プランクトンを食べて生きている「動物プランクトン」に分かれています。

今回は、採った海水を濃縮して(写真)動物プランクトンの濃度を2倍にした海水やフィルターを通してろ過した海水をいろいろな割合で混ぜ合わせ、その中で植物プランクトンがどのくらい増減をしているのか観察するのだそうです。では、この増減の仕組みを解明することで最終的には何に利用できるのでしょうか。皆さんも考えてみて下さい。そして、このような研究に少しでも興味が沸いた方は鹿児島大学水産学部小針・久米研究室にお問い合わせください。

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