特別講演会「大阪湾におけるブリの地方名について-富山湾と比較して-」を開催

 2026年2月16日に同志社女子大学表象文化学部の中井精一教授をお招きして、特別講演会「大阪湾におけるブリの地方名について-富山湾と比較して-」を開催しました。

 中井教授は近年、大阪湾沿岸を調査対象として漁業者の言葉や魚の方言に関する調査を行っています。これまでに富山湾で実施した調査の結果では、ブリは成長段階に応じて呼び名が変わり、その呼び名は漁業者だけでなく一般消費者にも広く使われていることが紹介されました。

 また、漁業者が用いる言葉の多様性は地域の文化や習慣だけで決まるのではなく、水産物流通における消費市場での魚のサイズの分類方法や流通の仕組みからも影響を受けていることが示されました。

 中井教授のユーモアあふれる分かりやすい解説で、講演は終始なごやかな雰囲気で進みました。参加した水産学部の学生にとっても、普段なかなか聞く機会のない興味深い内容が続き、大変有意義な時間となりました。

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