令和7年10月15日から22日の8日間、本学部附属練習船かごしま丸は教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、東京海洋大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました。
東京海洋大学からは、長井健容准教授に引率された大学院海洋科学技術研究科博士前期課程1年の学生1名、同博士後期課程1年と3年がそれぞれ1名ずつ、海洋資源環境学部の特別聴講学生1名が参加し、長井准教授及び幅野明正船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した久米元准教授、小玉将史助教の指導の下で、学位研究のための資料収集と海洋観測実習を行いました。
実習では、トカラ列島および屋久島・種子島周辺の観測海域で、Twin-NORPACネット及び稚魚ネットを用いたプランクトンや仔稚魚の採集実習、CTD、多層超音波ドップラー流向流速計(ADCP)、自由落下曳航式乱流計(Underway-VMP)、紫外線を用いて植物プランクトンの増殖に必要な硝酸塩濃度の測定を現場でできるSUNAセンサーを装着した自由落下曳航式生物化学プロファイラー(SUANDAYODACam)、Bio-UCTD等の機器を用いた海洋観測を行いました。東京海洋大学の学生は、船尾に装着したウインチで対水速力2-4ノットでの自由落下曳航観測を行い、博士および修士の学位研究に必要なデータを収集しました。観測終了後は湾内での釣り実習、船内清掃、観測で収集したデータの解析や取りまとめなどを行いました。かごしま丸は予定していた実習を全て完了し、22日の午前に谷山港に着岸、教員および学生は下船しました。
この航海には、本学部科目「海洋観測乗船実習Ⅱ」受講の水産学部3年生16名も混乗して実習を行いました。
