HOME 投稿 210729鹿学水産食堂で地産地消
HOME 投稿 台湾行政院農業委員会主催のオンライン国際水産セミナーで佐野雅昭 教授が招聘講演を行いました
佐野雅昭 教授(水産経済学分野)が台湾行政院農業委員会主催のオンライン国際水産セミナーで招聘講演を行いました。
以下のリンク先よりご覧ください。
台湾行政院農業委員会オンライン国際水産セミナー
facebook(動画)佐野雅昭講演 開始時間12:47~(75分間)
HOME 投稿 210728深海魚がいっぱい
HOME 投稿 北部薩南海域に来遊したジンベエザメの餌生物
小針統教授および久米元准教授(水圏科学分野)の共同研究グループ(岡山大学・熊本県立大学・長崎大学・北海道大学・海洋研究開発機構・鹿児島市水族館公社)は、これまで解明が困難であった天然ジンベエザメの餌生物や摂餌履歴を、複数の方法によって明らかにしました。
世界最大の魚類であるジンベエザメは水族館で人気のある生物ですが、世界的に個体群が減退しつつあります。飼育や保全のために餌生物の解明が急務でしたが、絶滅危惧種であるためその方法が非常に限られていました。本研究では、鹿児島沿岸の定置網で混獲された天然ジンベエザメについて、排泄された糞塊や鰭の一部を採取して餌生物や摂餌履歴を調べることにしました。糞塊中に残っている餌生物の遺伝子を解析すると、天然ジンベエザメは甲殻類(カイアシ類・貝形類・端脚類)やゼラチン状(ヒドロ虫類・被嚢類)の動物プランクトンを摂餌していることが分かりました。また、鰭や糞に含まれる化学成分を測定したところ、鹿児島沿岸で摂餌しながら成長したジンベエザメだけでなく、外洋域で摂餌しながら成長したジンベエザメが来遊していることも分かりました。これらの結果は、異なる海域で成長したジンベエザメが鹿児島沿岸にいることを意味しています。
この研究成果は、日本プランクトン学会報に掲載される予定です。
HOME 投稿 210721SDGCS海の豊かさを守ろう
HOME 投稿 南星丸のある日の夕食紹介
メニューは:
船内の食事は司厨部(プロの料理人)の方々が作ってくれます。通常は船内で食事をしますが、寄港地では船外で食べることもあります。
そのような場合は、お弁当を作って持たせてくれます。
料理に興味があれば司厨長にレシピなど教えてもらってください。
HOME 投稿 210705身近な川の生き物観察
HOME 投稿 魚類の興味や好奇心・大胆さの制御因子として、Neu1タンパク質が重要な役割を果たすことを発見
鹿児島大学水産学部の塩崎一弘准教授らのグループは、糖鎖分解酵素Neu1の遺伝子を破壊したゼブラフィッシュ(KOゼブラフィッシュ)を作出し、その情動行動について解析しました。その結果、ヒトを含む脊椎動物に共通して存在するNeu1タンパク質が、ゼブラフィッシュの興味や好奇心、大胆さに関与することを発見しました。Neu1タンパク質が機能しないゼブラフィッシュは、異種の魚にも危険を顧みず接近行動を繰り返すこと、さらに通常のゼブラフィッシュが本能的に忌避反応を示す白色水槽に積極的に侵入するなど、大胆な行動を見せることが分かりました。
遺伝子の解析から、このゼブラフィッシュは、不安を感じるストレス内分泌系の働きが低下しており、その結果、周囲の危険に対して不安を感じないため、このような大胆な行動を取っていることが明らかとなりました。さらに脳でのスフィンゴ糖脂質の組成変化やリソソームエキソサイトーシスの増加も認められました。本研究の成果は、脊椎動物の興味探索行動の制御メカニズムの解明や、衝動的な行動を伴うヒトの情動障害の研究などへの応用が期待できます。
本研究成果は、6月29日にScientific Reportsに掲載されました。
HOME 投稿 210702「キツネオハグロベラ」初確認