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鹿児島大学練習船基金について

― 練習船を用いた海洋立国を支える専門人材の育成・確保に向けて ―

基金の趣旨

平常より鹿児島大学練習船“かごしま丸”及び“南星丸”に対し格別のご支援を賜わりまして、心より感謝申し上げます。

練習船は、教育面では「海洋立国を支える人材の育成」を担い、研究面では「環黒潮圏の生物資源・海洋環境変動に関する先端的知見」を解明しています。また海底資源探査や海洋エネルギー調査等、水産学以外でも様々なテーマで多目的利用されている、世界的にも稀有な洋上プラットホームであり、本学にとって必要不可欠な施設です。

かごしま丸は1950年河川砲艦を改装し初代として運用開始、1960年2代目として本格的な漁業練習船となり、1981年には3代目が就航、30年を経て2012年現かごしま丸(935総トン)4代目が就航しました。これまで歴代かごしま丸は東シナ海、太平洋そしてインド洋で漁業実習、航海運用学、海洋気象学等の実習に供されるとともに国際海洋観測、米国や東南アジア各国との共同調査に従事し、外地寄港の際は国際交流を行ってきました。

南星丸は1967年初代が木造で建造され、沿岸海域を中心に実習を行って来ました。1976年2代目は鋼船となり、2003年度水産専攻科の廃止と共に廃船となる大型練習船敬天丸の役割も担い鹿児島湾から南西諸島沿岸水域まで活動範囲とするため大型化・高速化され2002年現南星丸(175総トン)3代目が就航しました。

現在2隻の練習船を使用し、水産学部学生及び大学院生並びに全国水産・海洋系大学学部学生及び大学院生のみならず様々な分野の教育・研究のため、沿岸から遠洋に至る色々な海域で海洋環境、生物資源の調査・研究、漁業実習、漁獲物処理実習そして船舶の運用・航海実習などを行っています。令和元年度かごしま丸は1週間以上の中長期航海を16航海で173日(学生乗船期間197日)、南星丸は5日以内の短期航海を90航海で205日、の運航計画で乗船実習を行っています。

財政面では、近年の原油価格高騰等の影響により、重油代やドック経費、船舶保険料など基幹的経費が増大しており、両船で年間約4.1億円の練習船運航費が必要(詳しくは下記の所要額内訳表をご参照ください。)ですが、一方で、練習船の予算は2004年の国立大学法人化以降の運営費交付金の継続的な削減により大きく減少しており、予算不足から機器更新もままならず、このままでは安心・安全で効果的な運航が難しい状況となっております。

そのため、本学部としても財政計画を策定し、経費節減や傭船利用拡大、外部資金獲得など積極的に取り組んでおりますが、このたび財務基盤のさらなる強化、拡充に関し大学OBを初めとする広範な大学関係の方々にご協力をお願いするため「鹿児島大学練習船基金」を設立しました。

皆さまの温かいご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

鹿児島大学水産学部長
佐久間 美明

【参考】直近5か年実績に基づく練習船運航費所要額内訳表

(単位:億円)

物件費 小計 人件費 合計
重油代 ドック経費 船舶保険料 航海日当食卓料 その他(光熱水費等)
0.4 0.5 0.25 0.25 0.4 1.8 2.3 4.1

 

基金の使途

対象事業 内  容
練習船を用いた教育、研究、社会・国際貢献の充実に関する事業 海洋立国を支える専門人材の育成、海洋調査及び海洋科学技術に関する研究開発の推進、地域課題や国際的課題の解決等
練習船の環境整備に関する事業 教育研究環境の機能維持・強化のための施設設備の充実、必要な修繕や検査等
その他この基金の目的達成に必要な事業 その他、練習船を活用した事業支援等
※上記のほか、鹿大「進取の精神」支援基金の管理運営を円滑に行うことを目的として、本基金に対する寄附金の一部を鹿大基金の全学共通経費として使用させていただきます。

 

寄付金による税制上の優遇措置

ご寄附者様が個人の場合
  1. 所得税の控除: 所得税法により、その年に支出した寄附金の額(所得の40%が限度)から2千円を引いた額を、所得税の課税所得から控除することができます。本学より入金後に発行する「寄附金領収証書」を添えて、確定申告をしてください。
  2. 住民税の軽減: 平成20年度の税制改正により、個人住民税の寄附金控除制度が拡充され、自治体が条例で指定した寄附金が新たに控除対象となりました。2千円を超え総所得金額等の30%までの寄附金額に対して、都道府県は税率4%、市区町村は税率6%を乗じた額が控除されます。本学は、現在、鹿児島県鹿児島市から「控除対象となる寄附の相手先」の指定を受けております。鹿児島県・鹿児島市以外の自治体につきましては、各自治体へお問い合わせください。
ご寄附者様が法人の場合

法人税法により、寄附金の全額を損金算入することができます。

寄付金の受入れの制限

次に該当する寄附金は、受け入れることができません。

  1. 寄附金により取得した資産を寄附者に無償で譲与すること。
  2. 寄附金による研究の結果、特許権又はこれに類する権利が生じた場合、これを寄附者に無償で使用させ、又は譲与すること。
  3. 寄附金の使用について、寄附者による財務監査が義務づけられているもの。
  4. 寄附金を受入れた後、寄附者が自己の意思により寄附金の全額又は一部を取り消すことができるもの。

ご寄付をいただいた方の顕彰

鹿児島大学練習船基金へご寄附をいただいた皆様には、領収書とともに鹿児島大学長よりお礼状をお送りいたします。また、ご芳名および寄附金額を水産学部ホームページに掲載いたします(ご芳名および寄附金額の掲載にそれぞれ同意された方に限ります)。

ご寄付の手続き

鹿児島大学練習船基金へのご寄附は、「鹿大『進取の精神』支援基金」の制度を通じてお手続きいただきます。専用ウェブページからお申し込みいただきますと、クレジットカード/コンビニエンスストア/インターネットバンキング(Pay-easy)等の支払い方法を選択できます。

お問い合わせ先

鹿児島大学水産学部会計係(船舶担当)
〒890-0056 鹿児島市下荒田4丁目50番20号   電話: 099-286-4992

附属練習船 かごしま丸・南星丸

ポスターはこちらをクリックしてください

水産学部は、教育・研究施設として、かごしま丸と南星丸の2隻の練習船を保有しています。

 

かごしま丸での海洋観測

かごしま丸は2012年3月に完成した、世界でも有数の高性能練習船です。2013には、シップ・オブ・ザ・イヤー2012(漁船・作業船部門)を受賞しました。かごしま丸は、風浪のある洋上で定点に留まることや、船をその場で360度方向転換させたり真横に移動することができる特殊操船機能を有しています。また、電気推進システムを採用したことで、船内の騒音や振動が少なく、静粛性が高い船となり、居住性が向上しました。横揺れを低減させる船体構造や男性女性それぞれ専用の衛生設備を充実させるなど、快適で安全な船内生活の提供を実現しています。高度の海洋観測機器や多様な漁労システムを用いた洋上実習や実験・観測のプラットフォームとして、日本近海から太平洋や東南アジア海域で実習及び調査研究航海を実施しています。

南星丸でのLCネット操業

南星丸は、2002年11月に完成した中型練習船で、2003年にはシップ・オブ・ザ・イヤー準賞を受賞しました。南星丸は、鹿児島湾から薩南海域を主な活動海域として、漁業実習や海洋観測実習、漁具性能試験、航海計器や船体運動等に関する洋上実験、そして底びき網や計量魚群探知機等を使い水産資源や海洋環境の調査研究を実施しています。


延縄

公海域水産乗船実習
かごしま丸は、毎年、「公海域水産乗船実習」受講の水産学部2年生を乗せて、中西部太平洋海域で長期実習航海を行ないます。航海中は、操舵室での見張りや天体(太陽、星)の高度測定による船位決定などの大型船運用実務や公海域でのまぐろ延縄操業、海洋観測などの実習を行ないます。また、見学や補給のためにアジア諸国等に寄港するとともに、現地の大学や研究機関等を訪問します。寄港地で海外の大学の教員や学生が乗船して、船上で集団生活を送りながら各種の実習を行なことも多く、国際的視野を拡げるきっかけにもなります。

南星丸でのロープアワーク実習

水産学とキャリア乗船実習
水産学部が新1年生に最初に提供する実習が「水産学とキャリア乗船実習」です。1年生全員が、6班に分かれて、かごしま丸または南星丸のいずれかに1泊2日の行程で乗船し、鹿児島湾内で実習を行います。

六分儀を使用した測位

大型船舶の航海士養成
鹿児島大学水産学部は三級海技士(航海)第一種養成施設です。鹿児島大学水産学部から東京海洋大学海洋科学専攻科(修了年限1年)へ進学し、必要な科目を修了した者は海技士(船長/航海士)として大型船の船舶運用に従事するために必要な、三級海技士(航海)の筆記試験免除や口述試験受験に必要な乗船履歴などの資格を得ることができます。男女を問わず、卒業生の多くが、商船、漁船、調査船等の航海士として活躍しています。

長さ:(全長)66.92 m
定員:72 人
幅(型):12.10 m
乗組員:28人
深さ(型):07.00 m
教  員:4 人
総トン数(国内):935 トン
学  生:40 人
総トン数(国際):1284 トン
航海速力:約12.5 ノット
長さ(全長):41.96 m
定員:30 人
幅(型):07.50 m
乗組員:14 人
深さ(型):03.30 m
教員・学生:16 人
総トン数(国内):175 トン
航海速力:約12.5 ノット

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かごしま丸が放送大学と志學館大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました

鹿児島湾最深部の底泥の観察

2021年5月8日から5月9日の2日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、放送大学と志學館大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。

放送大学からは、鹿児島学習センターの職員2人に引率された「鹿児島湾洋上実習」受講の5人が、志學館大学からは松岡達郎学長と近藤諭教授に引率された「フィールドで学ぶ環境科学」受講の法学部1年生5人と2年生1人及び人間関係学部1年生2人と2年生1人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した山中有一准教授の指導を受けました。「鹿児島湾洋上実習」は、かごしま丸を利用した洋上実習を主体とする現場学習型の科目で、放送大学鹿児島学習センターの全国開放型の面接授業として2013年度に新設開講されたものです。例年、鹿児島県内はもとより、全国から30代~70代までの幅広い年齢層の学生が受講しますが、今年は新型コロナウィルスの感染状況を考慮し、鹿児島県在住の学生に限定して受講生を募集しました。また、「フィールドで学ぶ環境科学」は、2016年度に志學館大学の教養科目として新設開講され、2021年度からは、持続可能な社会を創造する担い⼿を育成することを目的として同大学が開設した「持続可能な開発のための教育(ESD)プログラム」の選択科目の1つにも選定されています。

初日は、谷山港停泊中のかごしま丸船内で、福田隆二首席一等航海士から乗船実習ガイダンスを受けた後、救命艇等操練(退船訓練)と船内見学を行い、続いて山中有一准教授から海洋観測の役割と方法について、三橋廷央次席二等航海士(助教)から持続可能な水産資源の利用に不可欠な資源評価手法について講義を受けました。晴天に恵まれた2日目は、谷山港を出港して水深200m超の鹿児島湾最深部の水域まで航行し、CTDと多筒採水器による海洋観測、スミス・マッキンタイアー採泥器による底質・ベントスの採集と観察、NORPACネットによるプランクトンの採集と実体顕微鏡による観察の実習を行うとともに、有田洋一二等航海士の指導でロープワークの実習を行いました。また、航行中は、2班に分かれて操舵体験と船内見学を行いました。好天の下、かごしま丸は予定したすべての実習を無事故で実施完了し、予定通りに15時過ぎに谷山港に入港しました。

両大学の受講生にとって大型練習船での洋上実習は初めての体験でしたが、放送大学の学生からは、「実習の冒頭で、船のしきたりや船内生活と実習のルールの説明があったので2日間、安心して船上で過ごすことができた。」、「練習船での講義と実習を通して、今まで知らなかった錦江湾(鹿児島湾)のミクロな部分を知ることができた。」といった感想が聞かれました。また、志學館大学の学生からは、「小・中学校や高校で海について学ぶ機会を増やして生徒に興味を持たせることは、将来、身近な海の環境保全や水産資源の持続可能な利用の推進に繋がると思う。」といった声が聞かれました。

なお、参加した放送大学の学生には、実習レポートに基づいて同大学の「鹿児島湾洋上実習」の単位が、志學館大学の学生には陸上での指導と合わせて同大学の「フィールドで学ぶ環境科学」の単位が、それぞれ付与される予定です。

現在、本学の練習船では「乗船実習における新型コロナウィルス対策」を策定し、三密(密閉・密集・密接)回避のための教員・学生定員の定員削減(44人から24人)、乗船中のマスク着用と健康観察記録、こまめな手指消毒、換気、消毒・除菌等の対策を徹底して感染拡大防止に取り組んでいます。また、全ての乗船者に乗船前14日間の健康・行動観察記録、乗船時の検温・健康確認及び乗船中の毎日の検温・健康確認等の対策へのご協力をお願いしています。今回の乗船実習においても、両大学の乗船者には上記対策を遵守していただき、無事に航海を終了することができました。

乗船実習ガイダンス
沿岸航海術(船位確認)
鹿児島湾の表面と水深220mの水温差を体感

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