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マレーシア・トレンガヌ大学でのPublic Talkで講演を行いました

Public Talk

2019年11月24日にマレーシア・トレンガヌ大学で開催されたPublic Talkで、本学部・田角聡志准教授、江幡恵吾准教授が講演を行いました。
田角准教授は、魚介類の寄生虫がどのようにして宿主を認識しているのか、その仕組みについて実例を示しながら説明しました。また、江幡准教授は、日本の漁船漁業の現状を紹介した上で、棒受網漁業の操業によってイワシ類が受けるストレス、コンクリート魚礁を用いたアワビ類の生息場造成などに関する研究紹介を行いました。

日本の水産研究を紹介
参加したマレーシアの学生さんたち
マレーシアの学生さんたちとの記念撮影

 

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本学とマレーシア・トレンガヌ大学とのケニェール湖での共同観測を実施しました

ケニェール湖は東南アジア最大の人造湖で、最近観光客が増加し、環境保全が課題になっている湖です。今回は鹿児島大学水産学部・前田教授、鹿児島大学産学地域共創センター・古里特任准教授、島根大学・鮎川研究員およびトレンガヌ大学に留学中の水産学部院生・岩本さんと、トレンガヌ大学のIehata講師を含む9名のスタッフと合同で共同観測を実施しました。この湖には、トレンガヌ大学所属のハウスボートがあり、それに乗船して観測が行われました。その結果、これまで地元の人達も知らなかった、鉛直的な水質の特徴が明らかになりました。(2019年11月)

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鹿児島県の主催で、鹿児島大学と中国・清華大学との環境分野の交流事業を実施しました

訪問団

鹿児島大学からは団長(前田・水産部教授)以下教員2名(冨安・理工学科教授、藤枝・産学地域共創センター特任教授)と院生2名(連大生・曹さん、理工学科院生・野添さん)が参加しました。

 

令和元年度中華人民共和国清華大学との環境分野交流事業

期日:令和元年11月12日(火)〜15日(金)

【概要】
本事業は、平成27年度から中華人民共和国の総合大学である清華大学環境学院の研究者等と本県の環境分野の企業等の専門家,研究者の交流を図り,環境対策の現状について意見交換や現地調査を相互に行うなど,相互の課題解決に向けた技術の向上や将来の環境ビジネスへの展開の礎となるネットワークを構築することを目的とした環境分野での交流事業(学術交流)です。平成30年度は,清華大学環境学院の研究者等を本県に受け入れ,鹿児島大学の環境分野の研究者や大学院生,県内企業等の専門家との学術交流会や環境関連施設の視察等を実施しましたが、本年度は鹿児島県から大学の研究者等や県内企業等の専門家を清華大学環境学院へ派遣し,交流事業を実施しました。本大学からは、水産学部 前田広人 教授(微生物学)、大学院理工学研究科 冨安卓滋 教授(環境化学)、産学・地域共創センター 藤枝 繁 特任教授(海洋環境学)および大学院生2名が参加しました。

【事業内容】
11月13日(水) 学術交流会(全体発表、研究グループ討議「水環境、廃棄物、土壌」)、研究施設見学(清華大学)

11月14日(木) 高安屯ごみ処理・発電施設、北京排水集団高碑店汚水処理場)等見学

学術交流会(全体発表、清華大学)
学術交流会(全体発表、清華大学)
学術交流会(研究グループ討議「水環境」、清華大学)

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かごしま丸が大学院連合農学研究科、東京海洋大学、九州大学及び愛媛大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました

係留系設置作業

令和元年11月16日から25日の10日間,本学部附属練習船かごしま丸は,教育関係共同利用拠点認定事業の一環として,本学大学院連合農学研究科、東京海洋大学、九州大学及び愛媛大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
連合大学院農学研究科からは「人材養成学生支援セミナーII~洋上セミナー~」受講の博士後期課程1年生の学生1人(本学農学部)が参加しました。また、東京海洋大学からは長井健容助教に引率されたペルー国立アグラリア・ラ・モリーナ大学からの交換留学生2人が、愛媛大学からは大学院理工学研究科修士課程の2年生2人とスーパーサイエンス特別コースの3年生1人が、九州大学からは同大応用力学研究所の遠藤貴洋准教授に引率された大学院総合理工学府博士課程の学生1人が参加し、それぞれの学位研究や卒業研究の一部として参加し,内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した中村啓彦教授、仁科文子助教の指導を受けました。
この実習は、平成27年から本学水産学部の海洋学グループが、国内の大学及び研究機関との連携による新学術領域研究「海洋混合学の創設-物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明」の一環として実施している「黒潮とその源流域における混合過程・栄養塩輸送とその生態系の基礎構造の解明」のための海洋観測の現場で、様々な領域の研究者との協働経験や交流を通して、研究者としてのキャリアプランを描くことを主テーマとして行われました。連合農学研究科の学生は、トカラ群島北部の平瀬周辺の観測海域で、本学の教員と余席利用で乗船した米国ワシントン大学応用力学研究所のRen Chieh Lien博士の研究チーム、独立行政法人海洋研究開発機構及び東京大学大気海洋研究所の研究者らと協働し、係留系の設置・回収、設定された観測線上や観測線間でのCTD-CMS、ADCP、自律型フロート(EM-APEXフロート)等を用いた高度な海洋観測を体験するとともに、最先端の科学的成果構築の一端を担いました。東京海洋大学と九州大学の学生は、曳航式鉛直乱流計(UVMP)や曳航式自由落下CTD (Underway-CTD)を用いた観測及び係留系による観測により、愛媛大学の学生はTwin-NORPACネットによるプランクトン採集と船上での培養実験やCTD-CMSによる採水と試料分析を通して、それぞれの博士・修士研究や卒業研究に必要な試料やデータの収集を行うと共に、余席利用で乗船した研究者による海洋観測の一部にも参加しました。また、航海中には、Ren Chieh Lien博士による講演も行われました。なお、この実習航海には,「大学院洋上観測乗船実習」受講の本学農林水産学研究科修士課程の学生3人も混乗して実習を行いました。
参加した大学院連合農学研究科の学生には、「人材養成学生支援セミナーII~洋上セミナー~」の単位が付与されます。

自律型フロート(EM-APEXフロート)の投入
係留系回収作業
自律型フロート(EM-APEXフロート)の回収

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191121生涯学習県民大学講座

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福岡城南高校「海洋生物観察実習」を行いました

1.桜島海岸で(ドローンで撮影)

11月8日(金)から3日間、福岡城南高校理数コースの1年生40名が本学部を訪れ、「海洋生物観察実習」を行いました。8名ずつ以下のテーマに分かれ、学部教員の指導の下、野外での観察や実験室での計測・実験に取り組みました。

「ドローン入門」では桜島まで野外調査に出かけ、「汽水域の底生生物」では、甲突川河畔を徒歩で遡りながら(5.5Km!)エビ類やカニ類、巻貝類などを採集しました。「魚肉練り製品の“足”を…」は、缶詰や練り製品の実習や製品開発の試験を行う「食品生命科学実習工場」で、水産学部ならではの機器を使用した実験を行いました。「養殖飼料に適した…」と「赤潮プランクトン…」は、高度な実験機器を備えた学生実験室を使用しました。
実験や観察だけでなく、結果のとりまとめや考察では班で活発な議論がかわされており、発表会でも積極的に質疑応答する姿が見られました。天候に恵まれ、盛りだくさんで実りある3日間であったと思います。

2.桜島がきれいです
3.何がいるかな?
4. 何が獲れた?
5.発表会

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かごしま丸が九州大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました

MOCNESS組み立て作業

令和元年11月6日から13日の8日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、九州大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
九州大学からは望岡典隆准教授に引率された農学部4年生4人と3年生4人、大学院生物資源環境科学府の学生1人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸教員・乗組員と学部から参加した小針統准教授、久米元准教授の指導を受けました。実習では、薩南海域からトカラ群島北部沖に配置された観測点で、北太平洋標準ネット(Twin-NORPACネット)によるプランクトン採集、CTDと多筒採水器による海洋観測と採水、環境センサー付多段開閉ネット(MOCNESS)の曳網による生物採集を行うと共に、開聞岳沖と谷山港沖での釣り実習を行い、採集された生物資料及び海洋観測データの分析を行いました。MOCNESSで採集された標本は、船上で選別(ソーティング)された後、分析のために九州大学に持ち帰りました。また、九州大学の教員・学生は、午前3時から日出までの間、観測点付近で漂泊中の船上から降りウナギ親魚の目視・捕獲調査を行いました。今回の調査では、降りウナギを発見することはできませんでしたが、バショウカジキの稚魚とカイユウセンニンフグが採捕され、後日、学術標本として九大総合研究博物館に登録されました。釣り実習では、釣獲された魚類の同定及び体長測定の実習を行いました。下船前日には、鹿児島に帰港したかごしま丸船内で、学部科目「海洋観測乗船実習Ⅱ」受講の本学部3年生とともに、班毎に選択したテーマについて文献調査等の結果をスライドにまとめて、船内プレゼンテーションを行いました。
本航海は、前線通過に伴う強風の影響により船体動揺が大きい日もありましたが、全般に晴天に恵まれて予定していた実習をすべて実施することができたので、参加した九州大学の教員・学生は、大型練習船での洋上実習に満足したようでした。本実習に参加した九州大学の学生には、同大学の乗船実習の単位が付与される予定です。
なお、この実習航海には、海洋観測乗船実習Ⅱ受講の本学部3年生の9人の学生も混乗して同じ内容の実習を行いました。

夕凪のMOCNESS揚収作業
MOCNESS採集標本の処理
MOCNESS採集標本のソーティング

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191108”うおっ”とした仕掛けを

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