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かごしま丸が熱帯水産学国際連携履修プログラム(ILP)構成研究科の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました

実習終了後の参加学生の集合写真

令和元年9月23日、本学部附属練習船かごしま丸は、熱帯水産学国際連携履修プログラム(ILP)構成研究科の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
この事業は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環であると同時に、平成27年度に開設された熱帯水産学研究科プログラム(ILP: Postgraduate Programme on Tropical Fisheries with International Linkage)に基づき、水産学部で開講された農林水産学研究科サマーセッションに参加したILP構成研究科の学生を対象として実施されたものです。ILPは、鹿児島大学農林水産学研究科に加え、インドネシア国サムラトランギ大学水産・海洋科学研究科、インドネシア国ボゴール農科大学水産・海洋科学研究科、マレーシア国マレーシア・トレンガヌ大学養殖・水産学研究科、フィリピン国フィリピン大学ビサヤス校水産・海洋科学研究科、タイ国カセサート大学水産学研究科、ベトナム国ニャチャン大学大学院が連携し、共通するルールの下に共同で構築・運営する大学院国際共同教育プログラムです。ILP構成校からは、鬼頭景子助教(本学国際食料資源学特別コース専任)に引率された、本学農林水産学研究科の学生1人、サムラトランギ大学水産・海洋科学研究科の学生4人、マレーシア・トレンガヌ大学養殖・水産学研究科の学生4人、フィリピン大学ビサヤス校水産・海洋科学研究科の学生2人、カセサート大学水産学研究科の学生2人、ニャチャン大学大学院の学生2人が参加し、鹿児島港停泊中のかごしま丸船上で有田洋一二等航海士(助教)と三橋廷央次席二等航海士(助教)の指導を受けました。
実習では、“Kagoshima maru: Highly-advanced mobile platform for hands-on education and scientific researches on the sea”と題して、かごしま丸の電気推進システムや特殊操船機能などの特徴と各種の生物採集具や漁撈装置、海洋観測機器等の搭載設備とそれらを使った実習・研究の概要について英語で講義を受けるとともに、有田、三橋両航海士の案内で船内を見学しました。短時間の実習でしたが、参加したILP構成大学の学生は大いに満足したようでした。
鬼頭助教は、「来年度も、かごしま丸の航海日程を考慮してサマーセッション日程を調整し、今回のような実習・見学を実施したい。」と語っていました。

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