鹿児島釣り日記

NO49.カンパチ 山本 淳(水産資源科学分野 教授)

2020/12/06

半年ぶりにカンパチ狙いの釣行だった。長いブランクのために、道具の準備が不十分で、最も大事なスプリットリング・プライヤーを忘れてしまった。さらにミヨシに一番近い釣り座で、大きな上下動のため、釣り場に着く前にゲロゲロになり、やる気が失せた。船上ではハマチが連れ出し、いい感じ。でも、「ハマチは1尾もあれば十分だ」なんて、罰当たりな言葉が浮かんだためか、緩い潮のせいか、さっぱり当たらない。すぐに、スピニングリールを巻く手が疲れてしまい、電動リール+5インチワームの黄金コンビにチェンジ。だって水深75mだもんね。海底から15m位のところで、ゴン!ときた。ハマチではなさそう。緩めのドラグ設定なので、PE1.5号が時々引き出される。ウゥ、このスリルがたまらん。散々楽しませてくれたのは、1.5㎏あまりのネイゴだった。もう少し大きいかと思ったが、それは贅沢というものだ。今回はこの1尾で満足。

貴重なネイゴ
プラスチックワームにネムリ針のチョイスが奏功した
アラは即日あら煮で


なんといっても、2日目はニギリだよね。
この照り、このうま味!
3日目は刺身で。
エッジの効いた断面は、生き締めがうまくいった証し

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