食品生命科学分野 「青い血の科学」(加藤・熊谷研究室)

楽しく充実した研究室生活を送っています

海には青い血を持つ生物が多くいます。たとえば、イカやタコなどの頭足類、アワビなどの腹足類、エビやカニなどの甲殻類がそうです。これら生物の青い血の正体はヘモシアニンというタンパク質です。ヘモシアニンは自然界で最も大きなタンパク質分子のひとつで、ヒト血液中のヘモグロビンと同じく体内で酸素を運搬する役割を担っています。また、このタンパク質は生物進化の鍵を握ることからタイムマシンプロテインと呼ばれるとともに、ヒトの免疫を活性化することからガン治療などの医薬品応用が期待されています。本研究室は、この巨大なタンパク質ヘモシアニンの謎を解く研究で世界をリードしています。

これがイカの青い血だ!
ダイオウイカの青い血も研究しています
附属練習船南星丸で楽しいアオリイカサンプリング

 

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