食品生命科学分野 品田優衣

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高校生の時に水産資源と食の繋がりに興味を持ち、国立大学で水産学部のある鹿児島大学水産学部食品生命科学領域を選択しました。入学してからは食品のことだけでなく、水産海洋学や資源生産管理学、水産経済学など様々な分野を学ぶことができます。海洋から水産資源の知識、獲られた水産資源がどのようにして消費者に届けられるかなど、あらゆる分野で繋がりと発見があり、水産学の楽しさに引き込まれていきました。3年次には自ら水産食品を製造する実習があり、身近な食べ物がどのような過程を経て商品となるのか学べたことはとても良い経験になりました。

4年生からは本格的な卒業研究が始まります。私の研究テーマはタコやイカなどの軟体動物に含まれる青い血の科学で、血リンパ液中のヘモシアニンという酸素運搬タンパク質の分子構造と生理機能について研究しています。秋にはイカのサンプリングで南星丸に乗船し、イカ釣りを楽しむことはもちろん、研究室メンバーとの関係もより深めることができます。ヘモシアニンの研究は未知の世界が広がっていて、1つひとつ読み解いていくことがやりがいであり、楽しみにもなっています。

勉学以外では、水泳部に所属して週5日の練習に励み、県大会や全国大会へ出場したり、九州地方の神社やお寺を巡って御朱印を集めたり、興味を持った事柄の資格を取得したり、充実した日々を送っています。

卒業後は食品企業の研究職に就きます。中学生の頃から抱いていた夢は、水産学部で食品分野の学びを深めたことでより強固な想いとなり、実現することができました。

鹿児島大学水産学部は好きなことを突き詰めるも、新しい世界へ飛び込むも、いろいろな道が広がっています。私はこの学生生活で出会った人々から本当に多くのことを学び、自身の成長に大きく繋げることができました。みなさんも鹿児島大学水産学部で自分だけの水産学Lifeをenjoyしてみませんか!

一泳専心

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