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卒業後の就職・進学状況について

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就職活動における水産学部独自の支援活動

就活への準備は3年や4年になってから始めるのでは遅すぎます。水産学部では1年次から就職に向けた準備を計画的に進め、進路決定がスムーズに行えるようにカリキュラムや就活支援対策を構築しています。

1年次前期

必修科目の「水産学とキャリア」では、職業体験実習(乗船体験)や外部講師を招いた職業体験講演、助言指導教員によるゼミを行います。講義を通じて水産技術者(水産・食品産業関連分野における職業人)としての職業観を醸成し、以降の水産学部での学びの方向性やキャリアプランを形成します。

1年次後期

必修科目の「水産経済学」では、水産業界全体を概観し、水産学と水産業が日本社会と国際社会において果たす役割や水産業界や食品業界で働くことの意義を学びます。

2年次前期

学部推奨科目(水産経済学分野は必修)の「水産流通論」では、例年水産学部生も多く就職する食品業界について、必須知識である水産物の流通における基礎的な理論や具体的な事例を学びます。

同じく学部推奨科目(水産経済学分野は必修)の「世界の食料問題と持続的開発」では世界の食料生産や消費の動向を、「日本水産業概論」では日本水産業の歴史や特徴を学びます。いずれも就職に向けた準備を進める上で非常に重要な科目です。

2年次前期~3年次後期

水産学部では独自に「就職ガイダンス」を前期の4月から翌年の3月にかけて計10回程度行っています。就活に詳しい専門家を講師として外部から招き、履歴書やエントリーシートの書き方、面接対策までしっかりと支援していきます。こうした就職準備の活動には2年生からでも参加できます。

各分野ではそれぞれの人材養成目標を実現するためのカリキュラムが構築されています。講義の内容をしっかりと就職に結びつけられるように、意識して履修し学んでください。

3年次後期から4年次前期

いよいよ就職活動がスタートです。7月及び11月には業界研究のため、水産学部独自の「業界・企業研究セミナー」を開催します。企業の方から直接話を聞くことができる貴重な機会であり、水産業界の様々な業種・業態について学ぶことができます。3月には同様の企業に参加いただく「水産学部合同企業説明会」を開催します。これは企業と学生が就職に向けてお互いを理解し合うイベントで、ここから水産学部の就活が本格的にスタートします。また個別に水産学部を訪問して単独説明会を行う企業もあります。

企業からの採用活動や求人に関する情報は学生係が一元的に収集し、「就職・アメニティー室」に即座に掲示されます。学生はいつでもこうした就活関連情報にアクセスできます。

なお、企業によってはこれより早く採用活動を行うところもありますので、自分の行きたい業界や企業の情報は常に個人で収集することも必要です。

実際の就活においては履歴書やエントリーシートなどを書くことになりますし、何回も面接が繰り返されます。上記のガイダンスでも指導しますが、各研究室の指導教員が最も身近な相談相手となります。遠慮しないで何でも相談することが大切です。

このような水産学部独自の就職支援活動とは別に、水産学部に関わりの深い職業技能や資格の修得を目指す「水産教員養成プログラム」「海技士養成プログラム」「グローバル人材養成プログラム」の3つのプログラムを開設しています。これらのプログラムには各プログラム担当教員が配置され、資格取得や就職活動に対し個別に指導を行っています。

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