
令和8年6月25日、本学部附属練習船かごしま丸は教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、本学教育学部の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
教育学部からは内ノ倉真吾准教授に引率された3年生3名が参加し、幅野明正船長以下のかごしま丸教員・乗組員からの指導を受けました。本実習は、かごしま丸での教育学部の学生に対する海洋教育の実施および寄港先の三島村・鬼界カルデラジオパークでの研修を目的として令和6年度の試行航海を経て昨年度から本格実施しています。
学生たちは、船内案内と乗船ガイダンスを受けた後はコンパスデッキに上がって出港作業を見学しました。今年度は黒島に寄港し、三島村立大里学園を訪れる予定でしたが、台風の影響による荒天のため鹿児島湾内での日帰り航海に予定を変更しました。出港見学後、午前中は機関士の案内で機関区画にて発電機や推進装置、造水装置の仕組みや機能について説明を受けました。その後は航海船橋(ブリッジ)に上がり、航海士から航海計器などの説明を受けながら交代で操船実習を行いました。
昼食後は、鹿児島湾中央付近でCTDによる海洋観測、北太平洋標準ネット(NORPACネット)によるプランクトンの採集と観察を行い、午後3時頃鹿児島港に帰港しました。学生たちからは「研修を通して、非常に貴重な経験をすることができた」「CTD観測で採水した海水に触れたとき、深層水は表面の海水とは比べものにならないほど冷たく、水深によって海の環境が大きく異なることを体験的に学ぶことができた」、「船の側を泳ぐイルカを見ることもでき、海の豊かな自然を身近に感じることができた」といった感想がきかれました。
この航海には、航海技術乗船実習Ⅰ受講の水産学部4年の12名の学生も混乗して実習を行いました。


