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食品生命科学分野 大学院生 兵頭駿希

食品生命科学分野 大学院生 兵頭駿希

こんにちは!

食品生命科学分野先進資源利用科学コース(塩崎研究室)の大学院生の兵頭駿希です。

僕は、子供のころから魚の研究者になるのが夢で、この学部を選びました。食品生命科学分野先進資源利用科学コースは、水棲生物の持つDNAなどの情報を研究し、バイオテクノロジーとして応用するのが研究目的の1つです。生物のDNA/タンパク質解析などの基礎研究から、創薬や機能性食品の開発を目指した応用研究まで幅広いのが本コースの特徴です。

私は、目が退化したケーブフィッシュという珍しい魚の遺伝子の研究をしています。現在の研究テーマでは、レアな生物の謎を解き明かし進化の過程を明らかにすることで、魚の魅力を発見できる点がとても楽しいです。国内でこの魚を研究している研究者は限られており、飼育や分析も難しくこれまで何度も壁にぶつかりました。しかし試行錯誤を重ね、学部3年生の時にこの魚から新規遺伝子を初めて発見することができました。世界共通のデータベースに自分の名前とデータが掲載されたのを見た時には、とても興奮しました。さらに研究データを重ねていき、学会では優秀発表賞を授与されました。好きな魚の研究で、自分の研究成果が認められることにこの上ない嬉しさを感じて、研究の日々にどっぷりと浸かっています。

朝から晩まで研究三昧の日々ですが、息抜きに研究室メンバーで食事に行ったり、バドミントン大会をしたり、釣りに行くなど楽しい毎日を過ごしています。夏休みには外国の大学院生たちとともに研究する機会もあり、研究を通じたグローバルな繋がりもどんどん広がっていきます。水産学部に入学して楽しい仲間達と出会い、もっと研究したいと思える研究テーマに出会うことができました。海や魚に興味がある皆さんなら、やりたいことや将来の目標、素敵な仲間達を見つけられると思います。一緒に水産学部ライフを楽しみませんか?

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