HOME 投稿 志布志港で「かごしま丸見学会」を開催しました
2020年2月15日、志布志港若松埠頭で行われました「かごしま丸見学会」に、鹿児島県立志布志高等学校の生徒・教員10名、東串良町立柏原小学校の児童・教員26名が参加されました。
午前の志布志高校の部では、内山船長による大学・水産学部紹介の後、乗船実習学生による船内見学が行われ、続いて近年話題となっている海ごみ問題について、産学・地域共創センター特任教授の藤枝 繁先生による特別講義「北太平洋で見つけたもの」が行われました。ここでは2012年に実施しましたかごしま丸による北太平洋震災漂流物調査(ハワイ航海)の結果が紹介されました。また最後の「大学生活Q&A」コーナーでは、これから進学を目指す高校生からの「寄港地ではどのようなことをしていますか」「高校時代にしておくべきことは?」「どんなアルバイトをしていますか?アルバイトで稼いだお金の使い方は?」といった質問に、大学生が丁寧に回答していました。
また午後の柏原小学校の部では、同じく船内見学の後、藤枝先生がこれまで海岸で集められた漂着物について、実物を使った紹介がありました。イルカの骨やきれいなビーチグラスを手に、歓声や僕も拾ってみたいという声がたくさん上がりました。子供たちは帰宅後、「船にはたくさんの機械があってびっくりした」「船の構造って複雑、作った人ってすごいね」「海にはたくさんの宝物があるんだって」「かごしま丸は大きくて、エンジンルームを見てワクワクした」「学生さんが明るくて楽しかった」という感想を話していたそうです。