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2016年11月21日

その他

リュウキュウアユ個体数調査


久米元

11月12日から13日にかけて、奄美大島でリュウキュウアユの個体数調査を行いました。このHPでも何度か紹介しているように、リュウキュウアユは日本に広く分布するアユとは異なる種で、現在、野生個体群は奄美大島にのみ生息しています。例年通り、調査は琉球大学の立原研と合同で行いました。(奄美分室の藤井さん、本村研の小枝さん、調査を手伝っていただき、ありがとうございました!)天候に

個体数調査メンバーの集合写真

個体数調査メンバーの集合写真

調査風景

調査風景

恵まれ、水温もまだ24℃前後と高かったこともあり、ウエットスーツでの調査も快適でした。今年の夏は渇水状態が続いたこともあり、去年に比べ個体数が大きく減少している河川もみられました。これから水温も下がり、産卵が始まりますが、来年の春先にどれくらいの数の稚魚が川へと遡上してくるのでしょうか。今からとても楽しみです。

アマミノクロウサギ(見えますか?)

アマミノクロウサギ(見えますか?)