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2019年02月08日

研究教育

修論発表会2019


小針統

こんにちは。
先日、修士論文研究発表会が開催され、11課題の口頭発表がありました。この発表は論文審査を兼ねており、発表者はさぞかし緊張されたことだろうと思います。いずれの発表においても、発表のパフォーマンスは非常に素晴らしかっただけでなく、研究成果も学術的価値の高いものが多く、論文発表済み・投稿済・投稿準備中といった状態になっているものがあってびっくりしました。以前も素晴らしい研究成果は散見されましたが、全体的に飛躍的に研究レベルが上がったような気がします。
発表会後には、水圏科学分野に所属する卒論生・修論生・教員による懇談会が行われ、お互いに苦労をねぎらいました。水圏科学分野では、フィールド調査と実験室での解析を繰り返す課題が多いので、苦労話やあるあるネタで盛り上がったことだろうと思います。表彰式も行われ、以下の方々にベストプレゼンテーション賞が授与されました。
 
卒業論文
中田春樹:小型船の操縦性能評価におけるGPSの活用方法
山村秀雄:奄美大島の河川汽水域におけるアマオブネガイ類の分布と生息環境
米盛裕希子:褐藻ヒジキの止水条件における成長に対する水温と栄養塩濃度の影響
 
修士論文
本間大賀:トカラ海域の乱流に伴う栄養塩供給に対するプランクトン現存量と生産力の応答
 
みなさま、おめでとうございます。来年度の卒論生・修論生のみなさんにとっては、また一段とハードルが高くなったのでたいへんかもしれませんが、ワクワクするような研究成果を楽しみにしています。
 
 
審査会とあってか、終わったけれどもまだ緊張が残った表情です。
 
卒論BP賞の中田くん。
 
卒論BP賞の山村くん。
 
卒論BP賞の米盛さん。
 
修論BP賞の本間くん。