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2016年01月21日
研究錦江湾の魚
中深層性魚類
桜島
仔稚魚の採集に使うORIネット
開聞岳’薩摩富士’
鹿児島大学の水産学部と目と鼻の先にある錦江湾は閉鎖的な内湾で、最も深いところで水深は200メートルをこえます。水深が深いことから、通常は湾内では見ることのできない深海魚の仲間も多く生息しています。今回、魚類研の4年生が卒業論文研究で「春から夏にかけて錦江湾の中央部でみられる魚類の仔稚魚のうち、実に40％以上がこういった深海魚の仲間である」ことを発見しました。多くの深海魚が錦江湾で産卵活動を行っています。錦江湾は、このようにとても変わった特徴をもつ海です。