水産経済学分野 准教授 佐々木貴文

氏名:佐々木貴文 SASAKI Takafumi
 職名:准教授
 研究分野:水産政策学、職業教育学
プロフィール:専門は、水産政策学ならびに職業教育学です。
水産政策学としては、一次産業の持続的発展に必要な視点を表出させる作業として、食料の安定供給に求められる各種施策のあり方を考察しています。具体的には、漁業における外国人労働の問題や、漁業の保険・金融システムの諸課題、漁船海技士不足対策などの漁業後継者確保策の検討、尖閣諸島などの「国境」海域における漁場利用問題(日本と、台湾・中国・韓国・北朝鮮との間の漁業問題)などの分析に取り組んでいます。
さらに、南シナ海や東シナ海、日本海など、諸外国と多くの問題が生じている日本周辺の海域について、変化の激しい東アジア情勢(各国の現地動向)等から分析し、いかに安定的な海洋利用を実現するのか、また産業基盤や生産構造を維持していくかについても検討しています。インドネシアや中国、台湾での現地調査を、毎年積極的に実施しています。
職業教育学としては、「国策」と職業教育との関係について、水産教育機関や商船教育機関の歴史的な展開過程、ならびに教育活動の今日的特質の形成要因を分析しています。近代においては、日本の殖産興業政策・富国強兵政策の一翼を担った農商務省・逓信省の果たした役割に注目し、また現代においては、政府の安全保障政策や通商政策に注目し、それらが職業教育に及ぼした(及ぼしている)影響力の実相を明らかにしようと努めています。
こうした問題意識や視点のもと、日本だけでなく、インドネシアの職業教育機関にも注目し、東アジアでの海技士養成の実態や就業動向、国境をまたいだ移動なども検討対象としています。
また、重要であるにもかかわらず、あまり注目されていない職業教育史や漁業史の研究にも取り組んでいます。この間の研究成果として、2018年3月に『近代日本の水産教育』(単著、北海道大学出版会)を上梓します。

研究室

水産政策学研究室

教員の紹介

水産政策学研究室では、一次産業の持続的発展に必要な視点を表出させる作業として、食料の安定供給に必要な政策のあり方を考察しています。具体的には、漁業における外国人労働の問題や、漁業の保険・金融システム、漁業後継者確保策の検討、尖閣諸島の漁業問題(東シナ海など日本周辺海域における日本・台湾・中国との間の漁業問題)などに取り組んでいます。また、水産高校等における漁業の担い手養成の問題、水産教育の再構築の方向性の検討、職業教育史(水産教育史)や漁業史としての近代史研究なども、長年取り組んでいる課題です。

おもな研究テーマ

 

Page Top