鹿児島大学・JICA連携ボランティア派遣事業

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鹿児島大学とJICA(独立行政法人国際協力機構)は、学生、卒業生等を青年海外協力隊隊員などのボランティア活動に派遣する事業に関する覚書を2015年7月に締結しました。
ここでは、毎年春・夏休暇期間中にセントルシアとコロンビアに学生数名を派遣し、水産資源の持続可能な有効利用に関する取り組みや養殖技術の開発・改良に取り組んでいます。
本学は、長年JICAが実施する研修事業の実施機関として、その技術や知見を提供してきており、途上国を支援できるノウハウを豊富に有しています。今回の連携により、これらの技術や知見を活かした支援が可能となり、セントルシアとコロンビアの水産分野に貢献することが期待されます。
本学は、これまでに377名(2015年7月)の青年海外協力隊を開発途上国に派遣し、うち54名は水産分野の職種で派遣されていました。
本連携を通じ、セントルシア及びコロンビアの水産振興が図られるとともに、ボランティアとして派遣された学生が、今後、水産分野におけるグローバル人材として日本社会や世界で活躍することが期待されます。
なお、この連携事業は本学国際食料資源学特別コースの卒業プロジェクトの一環としても活用され、コース学生の活躍が期待されます。

活動情報

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