鹿児島大学水産学部概要2017
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学部長挨拶鹿児島大学水産学部のミッションとアドミッション・ポリシー水産学部長 越 塩 俊 介 鹿児島から東南アジア・南太平洋を含む水圏をフィールドとして、水産資源の持続的生産とその合理的利用及び水圏環境の保全・管理の分野で、高度な専門知識を修得し豊かな世界観と倫理観を備えた技術者を社会に送り出すと共に、地域的及び地球的課題に関する研究を推進することで、熱帯・亜熱帯水域を対象とする諸活動で世界をリードする文化を創出し、地域社会と国際社会に貢献する、世界に開かれ進取の精神あふれる水産教育研究機関を目指す。◉求める人材像◉入学前に身につけておいて欲しいこと目 次水産学部のミッション水産学部のアドミッションポリシー1 多くの直面する課題の解決や学部の将来設計に対応するため、過去の経験を最大限に生かし、学部を円滑に運営し、質の高い成果を上げることが学部長の使命と考えています。鹿児島大学は、主体的に考える力を備え、社会の変革を担う人材の育成および知の拠点としてのイノベーションの創出を推進すべく、第3期中期計画•目標を構築・実行して行かねばなりません。その一翼として、水産学部がその特色、特に国内外地域への貢献、を生かし、今まで以上の存在感を示すことが鹿児島大学全体の向上と更なる進展につながると信じています。 水産学部は引き続き質の高い教育を提供します。国内外の地域を含む水産業界全体に幅広く寄与する人材の育成を念頭におき、水産食料の安定供給の実現とそれへの貢献をキーワードに、より就職と人材養成を意識した教育体制の更なる発展を目指します。また、学生を学部の大切な資産と考え、学生本位の教育を実現したいと思います。水産学部は、専門教育早期に現代社会及び産業界の現実を理解させる教育を学生全員に徹底することで就業意識と勉学における目的意識を高め、ひいては就職活動等への対応力を高めることで「就職に強い学部」を目指します。このような仕組みを機能させることで、鹿児島大学水産学部は他の水産系教育機関とは一線を画した「就職に強く、学生に親切な学部」としての地位を確立し、地域や産業界に貢献できる有為な人材の育成を今以上に強化して行きます。 グローバル化の更なる推進も水産学部の使命の一つです。そのため、国際食料資源学特別コースや国際連携大学院プログラム(ILP)を平成27年度から開始しました。前者は、鹿児島大学が目指すグローバル化の一環としても位置付けられ、全国でも例の無い農水産学部が融合したユニークなコースです。後者は大学院レベルの国際共同教育システムであり、インドネシアのサムラトランギ大学水産・海洋科学研究科、タイのカセサート大学水産学研究科、フィリピンのフィリピン大学ビサヤス校水産・海洋科学研究科、マレーシアのマレーシア・トレンガヌ大学水産・養殖学研究科、ベトナムのニャチャン大学大学院から構成され、このILPは、単なる単位互換制度ではなく、すべてのメンバースクールが共通の規則に基づき、融合して人材を育成し、共同で教育研究を実施できる独特なプログラムです。これは大学院修士課程における国際スタンダードモデルとなる、国内外から多くの注目を集めているプログラムです。このプログラムの成功は、水産学部ばかりでなく、鹿児島大学グローバル化推進の大きな礎となると強く信じております。 研究推進においては、切迫した予算事情を考慮すると、研究においてはますます外部資金への依存度が高くなることは明白です。したがって、外部資金獲得やそのためのプロジェクト形成の支援組織や研究企画等を強化しつつ、水産学部では以下の3分野、亜熱帯化対応研究分野、地域養殖研究分野、地域連携・地域貢献関連研究、を重点的に推進して行きます。これらの研究分野は、水産学部の教員がすでに長年遂行してきている内容に新規内容を加え、地域の研究から世界の研究へ羽ばたけるグローカルなポテンシャルが多いに期待できる分野であります。 このように、水産学部は食の供給、食の安全、環境保全等世界的な要請に応えるべく、これらについて総合的に教育・研究し、必要な人材を育成する機関として発展し続けます。⑴海洋環境や水圏の生物に興味を持ち、水産業の基盤である海洋環境や水圏に生息する生物の特性と両者の相互作用についての基礎科学を学び、学校教育や環境教育の現場あるいは海洋環境と生物に関する調査・保全に関わる機関で働きたい人⑵水産資源の生産管理や増養殖に興味を持ち、水産資源とその採捕・管理及び増養殖に関する理論と技術について学び、漁業技術産業、増養殖産業あるいは水産資源の開発・管理や増養殖に係る公的機関で働きたい人⑶水産食品や水産資源の先進利用に興味を持ち、水産資源の食品としての利用と機能性化成品などへの先進的な利用について学び、食品・化学品製造業及び製薬業ならびにそれらの関連分野で働きたい人⑷水産政策や水産物流通に興味を持ち、水産政策と水産物流通・経済に関連する知識と技術について学び、水産流通業や食品産業、水産系公務員、水産系金融、漁業系統機関などで働きたい人⑸水圏環境の保全に興味を持ち、赤潮、有機汚染、有害化学物質汚染(人為的ネガティブインパクト)、水圏環境の保全と修復について学び、環境アセスメントや関連分野及び公的機関で働きたい人⑹水産教員、海技士、水産ジェネラリスト、グローバル人材として働くために必要な職業能力を強化したい人⑴高等学校で学ぶ国語(読解、文章表現)、英語、数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ)の基礎学力が必要です。⑵専門科目修得のためには、各教育分野に対応した科目(生物、化学、物理、地学等)の学力が要求されます。これらの科目は1年次に習得できますが、理解するための基礎学力が必要です。 ◉入学者選抜の基本方針 水産学科では、水圏科学、水産資源科学、食品生命科学の三領域で、第二、第三志望を認めて入学者選抜を行います。三領域のいずれかに入学した学生は、在学中に同名の分野に進むほか、希望と成績により水産経済学分野、水圏環境保全学分野に分属することができます。学部長挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1鹿児島大学水産学部のミッションとアドミッション・ポリシー・・1組織・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2教員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3沿革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4水産学部の教育・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5大学院水産学研究科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6大学院連合農学研究科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6教育分野等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7附属海洋資源環境教育研究センター・・・・・・・・・・・・・・13附属練習船 かごしま丸・南星丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14職員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15学生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15外国人留学生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16入学者出身高校別内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17水産学部卒業生の進学先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17就職状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18水産学部卒業生・水産学研究科修士課程修了生の就職先 19国際交流・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22免許・資格等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22学術刊行物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23附属図書館水産学部分館・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23土地・建物等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23建物等配置図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24所在地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

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