鹿児島釣り日記

NO17. オオフエフキ、スギ 鳥居享司(水産経済学分野 准教授)

2016/01/17

2尾目は「スギ」でした。「スギ」といえば、一時期、沖縄県などで盛んに養殖され、回転寿司店などで「クロカンパチ」の名称で出されていました。JAS法の規定により「スギ」と表示することが求められるようになって以降は、次第に姿を消していきましたが。「スギ」を釣った後、複数の漁場をめぐり、釣果を諦めかけた夕刻・・・この日一番の大物が来ました。大きなフエフキがあがりました。少なくとも13kgはあったようです。片手で手鉤を使って持ち上げるにもひと苦労するサイズでした。当初、「キツネフエフキ」だと思っていたこの魚、実は「オオフエフキ」でした。大富教授によると、側線から背びれにかけての鱗の数で見分けるのだそうです。

オオフエフキ、この日一番の大物!
オオフエフキ、この日一番の大物!
天然のスギは初めて見ました
天然のスギは初めて見ました
表面を炙って頂くと美味しさが増します
表面を炙って頂くと美味しさが増します

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