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かごしま丸2018年度遠洋航海日記


遠洋航海日記 最終話
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第8話[09/21]最終話
鹿児島へ帰港しました。航海日記を読んでいただきありがとうございました。

造船見学

マグロ延縄縄操業で使用した機器に感謝を込めて
これまでの授業では曖昧にしか理解できていなかったことが今回の実習航海を通じ、実際に経験することで一つずつ確実に自分のものにすることが出来ました。航海当直や操業で不規則な就寝、起床が続き、疲れがたまる日々でしたがそれらを乗り越えた今、達成感は大きなものがあります。残り僅かな乗船となりましたが一つでも多くのことを吸収して下船しようと思います。(実習生:井上 実優)
船はとても特殊な環境だと感じました。今までの日常で当たり前のように存在していたものが無く、他人と共同生活するために互いを慮る生活です。終盤に差し掛かった今となって船は「学びのための学校」となり「眠りにつき、くつろぐ家」となり「友と語らう場」となりました。知らなかったことを知り、出来なかった技術を身に着けることはとてもうれしく、学ぶことの楽しさを今改めて実感しています。(実習生:小宮 麻莉)
第7話[09/17]
乗船実習もあと数日となりましたが、最後まで気を引き締め航海は続きます。

実習風景
コンパス誤差測定

 

揚げ縄作業中の食事は一人ずつ交代で、急いで食べます。作業を一人抜けると、誰かの作業がその分増えます。縄の巻取りなど素早く正確に作業することが求められ、私にとって厳しいものでした。でもそれを乗り越えたことで仲間との絆がより一層深まりました。(実習生:高倉 亜実)
船は作業空間と居住空間が重なり、24時間誰かと同じ部屋を共有しています。その部屋は狭く、そこで長期間生活することになるため、些細なことにみんなの関心が向けられます。このような環境に慣れると乗船実習が楽しくなります。最近やっと楽しくなってきました。(実習生:藤谷 大二郎)
第6話[09/13]
台風接近のためマグロ延縄操業実習をきりあげ北上しています。

操業中の夕焼け空

操業終了後の後片付け
数は少ないですがビンナガ、キハダ、メバチのマグロ類が漁獲されました。操業では現場の緊張感や雰囲気を肌で感じられ、それは学部教室での授業とは全く異なるものでした。これまで教科書で学んだ知識の一つでしかなかった延縄漁を実際に出来たことはとても貴重な経験となりました。(実習生:川口 礼央奈)
この乗船実習では自分の内面の成長を実感することができました。多くの友人と24時間過ごす中で、より深くお互いのことを知り、時には対抗心を燃やしました。乗船もあとわずかです。多くの経験を積み重ねてさらに成長できるようがんばります。(実習生:中村 光希)
第5話[09/07]
操業実習が始まりました。マグロが釣れるように願いをこめて投縄します。

投縄準備前

投縄から約3時間、枝縄上にサンマをのせたらラストのサイン…まだかな!?
朝4時30分から準備を始め、5時投縄です。1鉢15本のしかけを50鉢作っていくのが学生の役割です。餌はサンマを使います。始めのうちは餌の付け忘れや、縄の絡みを解けなかったりと1鉢作るのに随分時間がかかり焦りました。回を重ねるごとにコツを掴みペースも早くなってきました。(実習生:石橋 翔)
練習船乗組員の第一印象は「怖い」の一言に尽きます。作業を指導してもらう中でその実際は陰で学生を支えてくれる、とても心強い味方であることが分かりました。乗組員の方々からロープワークや漁具の構成を学び、マグロ延縄操業を続けています。(実習生:藤沼 航平)
第4話[09/01]
寄港地パラオのマラカルを出港しました。いよいよマグロ延縄操業実習が3日から始まります。

マグロ延縄準備

食事も船内生活の楽しみの一つ
パラオはこれまで私が訪れたどの国の人たちより親日的で、治安も良く感じました。
町を歩けば、すぐ声を掛けてくれて会話が始まり、ある時は突然の雨に困っていると雨宿りの場所まで案内してくれました。サンゴが広がる自然豊かな海と温かいハートを持つ人々。パラオは私にとってまた訪ねてみたい国となりました。(実習生:加藤 武伸)
私たちを迎えてくれたのは鏡面のようになった海が広がる国でした。寄港中のわずかな時間を利用してパラオの自然や文化に触れることが出来ました。パラオ出港後、再び船酔いに襲われ夕食もそこそこに早々と就寝しました。明日9月3日からはいよいよ操業が始まります。初めての体験なのでワクワクしています。(実習生:小野 司貴)
第3話[08/28]
寄港地に到着しました。真っ青な空が見えたかと思うと、今度は真っ黒な雲が広がり大粒の雨が降ってきます。そんな中を学生は上陸していきます。

水平線に広がる海と夕日を背景に

天体観測
出港後、すぐ船酔いが始まり数日続きましたが、みんなと食事し会話することで徐々に良くなりました。船という狭い空間の中で快適に過ごすためには全員が協力することはもちろん、それぞれが自分の役割をしっかり果たすことが必要だと感じました。
この実習では船ことを学べますが、それ以上に人として成長することができます。(実習生:木下 広海)
10日かかり寄港地に到着しました。ここまで操業準備や航海当直、天測計算と一日、一日があっというまに過ぎていきました。早速上陸することができ、初めての海外を楽しみました。この国の方々はとても親切です。3日間寄港地を満喫します。(実習生:近田 誉睦)
第2話[08/22]
出港後、大きなうねりのため揺れが続いています。そんな中、学生は天測の課題に挑戦しています。

天測計算

船酔いに強い!?学生
実習生より
出港して驚かされたことは揺れの大きさです。カッター部で鍛えられたので船酔いは大丈夫でしたが、大きな揺れの中で立っていることさえ疲れました。当初、船酔いに悩まされた仲間も徐々に回復し、教室に賑わいが戻ってきました。乗船中はウミガメやイルカに出会え、夜空に星がとてもきれいに見えたりと、陸の上にいては味わうことのできない経験が出来ます。水産学部らしさを存分に楽しめる乗船実習だと思います。カッター部は必修です。(実習生:小池 恒輝)
今回の実習は、人生の中で最も長い期間海の上で生活する体験となっています。出港するまでは楽しくて仕方なかった船上での生活が、出港後船酔いの為一変しました。
最初は後悔もしましたが、数日過ぎて慣れてくると船酔いもまたこれも経験と、ポジティブに考えることができるようになりました。乗船実習には船酔いはつきものです。少しでも興味があれば履修をお勧めします。(実習生:太田 陽祐)
第1話[08/17]
8月17日鹿児島出港しました。航海期間は、8月17日から9月20日までの35日間です。実習生15名(3年生3名、2年生12名)は中西部太平洋海域を中心に航海実習・天体観測・マグロ延縄操業など、学んできます。寄港地は、マラカル(パラオ共和国)、那覇です。学生は最初の難関、船酔いとの闘いが始まりました。

前田芳實学長
越塩俊介水産学部長
実習生挨拶 水産学科2年 小池恒輝
実習生15名(3年生3名、2年生12名)
出航式前の実習生

谷山港から出航!
実習生より
本格的に乗船実習が始まりました。出航式には家族が見送りに来ており感謝の気持ちでいっぱいでした。港を出てすぐに作業が開始され延縄漁具準備、食事当番、天測計算と続きました。船酔いの中での天測計算は本当にきつかったです。船の揺れは想像以上に厳しく、酔い止めも効かなくなるほどでした。しっかり自分に与えられた役割を果たせるよう早く酔いを克服したいです。これからきついことがたくさんあると思いますが、仲間と協力して乗り越えていきたいです。(実習生:阿久根 彩)
平成30年度第11回海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)を西隆一郎教授が受賞しました
前列左1番目 西 隆一郎 教授

2018年8月31日に総理官邸小ホールにおいて「第11回海洋立国推進功労者表彰」(内閣総理大臣賞)の表彰式が行われ、本学部の西 隆一郎 教授が「海域の安全利用と離岸流の理解」という内容で受賞しました。
西教授は、「表彰の栄誉を光栄に感じるとともに、本活動の今後に対する責任に身が引き締まる思いでした。また、日本が海洋立国であるために必要な海洋資源、食料、海洋エネルギ-、海岸海洋災害、環境保全、海技士、国際協力など、多様な知識と経験を学ぶことのできる国内有数の水産海洋教育研究機関である『鹿児島大学水産学部』に、是非、若い方々が目を向けていただけるように期待します。公益を大事にするnoblesse obligeの精神を研究室メンバ-に伝えていければと感じた次第です。」と、受賞の感想を述べました。

 

海洋立国推進功労者表彰について

科学技術、水産、海事、環境など海洋に関する幅広い分野における普及啓発、学術推進、研究、産業振興等において顕著な功績をあげた個人・団体に対する表彰である。
文部科学省農林水産省経済産業省国土交通省及び環境省が内閣府総合海洋政策推進事務局の協力を得て、平成19年7月に施行された海洋基本法に基づき、海洋に関する理解を深めていただく契機として実施している。


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