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熱帯水産学国際連携プログラムに基づいた大学院水産学研究科サマーセッションの開講式を実施しました

鹿児島大学大学院水産学研究科では、東南アジアの5大学と共に平成26年8月に設立した高等教育国際協力組織である「熱帯水産学国際連携プログラム」に基づき、8月20日から9月26日までの6週間、平成30年度水産学研究科サマーセッションを開講します。サマーセッションの開講に先だって、8月18日(土)に開講式を水産学部で開催しました。開講式には東南アジアの構成校から来学した16名を含む総勢約60名が出席し、越塩俊介水産学研究科長の挨拶、本プログラムの説明等の後、各構成校からの参加学生の代表が挨拶と展望についてのスピーチを行いました。
本プログラムは、鹿児島大学水産学研究科が主唱し、カセサート大学(タイ)、フィリピン大学ヴィサヤス校(フィリピン)、サムラトランギ大学(インドネシア)、マレーシア・トレンガヌ大学(マレーシア)、ニャチャン大学(ベトナム)の各水産学系研究科(修士課程)が連携して一つのカリキュラムを形成し、平成27年より開始され本年が4年目になります。
本プログラムは、グローバル化する国内外の産業社会で活躍できる人材を育成することを目的とするとともに、互いに特色と強みのある科目を提供しあうことで、単一大学では不可能な魅力ある教育を提供する、アジアの水産系高等教育の拠点の形成を目指しています。カリキュラムの統一に加えて、教員資格や単位の認定に係る規則を共通化するとともに、構成校代表者による運営協議会を設け、質の高い教育を保証しています。なお、サマーセッション期間の授業等はすべて英語で行われ、サマーセッション期間を通じ、水産学研究科では各種の国際的教育・研究活動が展開される予定です。
本プログラムは、多国の大学がカリキュラムを共有し国際共同教育を進める、アジアでは初めての取り組みです。

越塩俊介 水産学部長
授業風景
かごしま丸が東京海洋大学、愛媛大学及び九州大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
自由落下曳航式乱流計による観測
降下式乱流計による観測

平成30年6月9日から24日の16日間,本学部附属練習船かごしま丸は,教育関係共同利用拠点認定事業の一環として,東京海洋大学、愛媛大学及び九州大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました(第1レグ6月9日~18日、第2レグ6月18日~24日)。
東京海洋大学からは長井健容助教に引率された海洋科学部海洋環境科学科の4年生1人と特別聴講生1人(いずれも第2レグのみ)が、愛媛大学からは沿岸域環境科学研究センターの吉江直樹  講師に引率された理工学研究科生産環境工学専攻の修士課程1年生1人(両レグ)と数理物質科学専攻の修士課程1年生(第2レグのみ)が、九州大学からは応用力学研究所の千手智晴准教授と遠藤貴洋准教授に引率された総合理工学府大気海洋環境システム学専攻の修士課程2年生1人(第2レグのみ)がそれぞれの修士研究の一部として参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した中村啓彦教授、小針統准教授、仁科文子助教及び利用大学教員の指導と支援のもと、修士研究に必要な標本採取と資料収集を行いました。
東京海洋大学の学生は、口永良部島南方海域等での自由落下曳航式(Underway Vertical Microstructure Profiler)を用いた乱流の時空間構造の観測を、愛媛大学の学生は、第1レグでは沖縄西方の黒潮上流域で、第2レグではトカラ海域でCTD観測と多筒採水器(CMS)によるクロロフィルa分析のための採水、Twin-NORPACネットによるプランクトン採集と船上での培養実験を、九州大学の学生は、降下式乱流計(TurboMAP)やCTD/CMS等を用いて乱流と水質(水温,塩分,酸素,栄養塩など)の鉛直プロファイルの時間変化に観測を行い、それぞれの修士研究に必要な資料を収集しました。
この実習には、海洋観測乗船実習Ⅰ受講の本学部3学生14人も混乗し、本学部の海洋学グループ(海洋環境研究室,プランクトン研究室)が,共同利用大学や水産研究教育機構東北海区水産研究所の研究者と共に、新学術領域研究「海洋混合学の創設-物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明」の一環として実施している「黒潮とその源流域における混合過程・栄養塩輸送とその生態系の基礎構造の解明」を目的とした海洋学研究の観測現場への参加を通して、海洋観測の知識と技術を習得するための実習を行ないました。なお、本航海は、台風と低気圧接近の影響により、実習海域や利用大学の第2レグ乗船者の乗船日と場所(那覇から名瀬へ)など、航海日程の一部を変更して実施しました。

かごしま丸が放送大学と志學館大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
表層と水深220mの海水の温度差を体感

平成30年5月26日から5月27日の2日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、放送大学と志學館大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
放送大学からは、鹿児島学習センターの住吉文夫所長と職員1人に引率された「鹿児島湾洋上実習」受講の19人が、志學館大学からは近藤諭教授に引率された「フィールドで学ぶ環境科学」受講の法学部1年生1人および人間関係学部3年生5人と1年生1人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した山中有一准教授の指導を受けました。「鹿児島湾洋上実習」は、かごしま丸を利用した洋上実習を主体とする現場学習型の科目で、放送大学鹿児島学習センターの全国開放型の面接授業として平成25年度に新設開講されたものです。6年目となる今年は、鹿児島県内はもとより、九州、中国、近畿、中部、関東地方から30代~70代までの幅広い年齢層の学生が参加しました。また、「フィールドで学ぶ環境科学」は、本学の教育関係共同利用施設であるかごしま丸または農学部附属高隅演習林での実習と志學館大学での講義を通じて、環境問題に関する基礎的知識を学習する科目で、平成28年度に同大学の教養科目として新設開講されたものです。
初日は、谷山港停泊中のかごしま丸船内で、東隆文首席一等航海士から乗船実習ガイダンスを受けた後、船内見学と救命艇等操練(退船訓練)を行った後、山中准教授と三橋廷央次席二等航海士から「海洋観測とは」、「海洋環境保全と持続可能な漁業」についての講義を受けました。晴天に恵まれた2日目は、午前8時30分に谷山港を出港して水深200m超の鹿児島湾最深部の水域まで航行し、CTDと多筒採水器による海洋観測、スミス・マッキンタイアー採泥器による底質・ベントスの採集と観察、北太平洋標準ネットによるプランクトンの採集と実体顕微鏡による観察の実習を行うとともに、乗組員と航海技術乗船実習Ⅰ受講の本学部4年生の指導でロープワークの実習を行いました。また、航行中は、2班に分かれて操舵体験と船内見学を行いました。かごしま丸は予定したすべての実習を完了した後、実習海域を離れ、予定通りに15時過ぎに谷山港に入港しました。この間に参加学生はレポートによる最終試験を受けました。
両大学の受講生にとって大型練習船での洋上実習は初めての体験でしたが、平穏な海況のもとで予定したすべての実習を無事故で実施できたこともあり、参加した両大学の教員と学生は大いに満足したようでした。放送大学の学生からは、「船上での海洋観測や生物採集・観察の体験を通して、海と生物に対する興味がさらに深まった。」、「小さなネットを水深50mから曳くだけで大量のプランクトンが採集され、海中のプランクトン量の膨大さに驚いた。」といった感想が聞かれました。また、志學館大学の近藤教授は、「練習船を使うことで可能になる海洋観測等の洋上実習は文系大学では学べない内容であり、教員にも学生にも大変良い刺激になった。次年度以降も、共同利用制度を使ってかごしま丸を使った洋上実習の継続実施を予定しており、今回の経験を活かして学生に還元していきたい。」と語っていました。
なお、参加した放送大学の学生には、実習レポートに基づいて同大学の「鹿児島湾洋上実習」の単位が、志學館大学の学生には陸上での指導と合わせて同大学の「フィールドで学ぶ環境科学」の単位が、それぞれ付与される予定です。

乗船実習ガイダンス
実体顕微鏡によるプランクトンの観察
CTDと多筒採水器による海洋観測
かごしま丸が日本大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
トロール漁獲物を使った船上加工実習

平成30年5月18日から24日の7日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、日本大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
同大学からは小島隆人教授に引率された生物資源科学部海洋生物資源科学科の3年生8人およびTAの4年生3人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した進藤 穣准教授と山岡浩技術職員の指導を受けました。
実習では、東首席一等航海士から乗船ガイダンスを受け、救命艇操練に参加した後、進藤准教授から実習説明と漁獲物の鮮度評価と船上加工実習についての講義を、三橋次席ニ等航海士から着底トロール操業と国際漁場としての東シナ海の概要について講義を受けました。2日目と3日目には、東シナ海の我が国の排他的経済水域内で着底トロール操業を行い、その漁獲物の選別・測定、硬直度指数による鮮度評価、さつま揚げ及び酢漬けの製造等の実習を行うとともに、CTDによる海洋観測実習を行いました。21日~22日には長崎県新上五島町青方に寄港し、同町役場の安永佳秀観光商工課長(本学部卒業生)の案内で、JF有川町水産加工場、(株)ますだ製麺工房及び新上五島町振興公社を訪問し、トビウオ等の水産加工品や名産の五島うどん、つばき油の製造工程を見学しました。また、移動中には青砂ヶ浦教会(国指定重要文化財)を見学しました。復航時は、2班に分かれて、船橋での操舵と航海当直実習及び船内見学を行うとともに、小島教授の指導で、船内の学生用パソコンを使ってMS-Excelのマクロ機能による初歩のプログラミング演習と、GPSデータを使った航跡図作成やトロール操業資料、鮮度評価結果の整理を行い、実習レポート作成を進めました。航海前半は風浪の強い日もありましたが、後半は好天に恵まれ、参加した日本大学の教員・学生は大型練習船での実習に満足したようでした。
小島教授は、共同利用航海について、「かごしま丸のような大型練習船での実習は本学の実験・実習では決して体験できない経験であり、彼らの勉学や学生生活はもちろん、将来の仕事にとっても非常に意義深い。実際に共同利用制度を利用したかごしま丸や北大おしょろ丸での乗船実習を開始後、ほぼ毎年、少数ではあるが、卒業生が定置網など沿岸漁業や海運会社の陸上職に就職している。また、かごしま丸の乗船実習は、卒業時の学生アンケートにおいて、毎年、最も印象に残った在学中の講義・実習の1つに選ばれている。今後も、共同利用制度を使って、かごしま丸での洋上実習を継続実施したい。」と語っていました。参加した学生には、後日提出されるレポートに基づいて、同大学の海洋生物資源科学実習の単位が付与される予定です。
この実習航海には、本学部の漁獲物船上処理乗船実習受講の本学部3年生学生15人と大連海事大学からの交換留学生1人も混乗して、日本大学の学生と同じ内容の実習を行いました。

両大学学生の集合写真(青方港)
トロール漁獲物の選別
五島うどん製麺工場見学
かごしま丸が早稲田大学及び本学法文学部の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
ロープワーク実習

平成30年5月9日から5月11日の3日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、早稲田大学及び本学法文学部の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
早稲田大学からは箱井崇史教授に引率された法学部の3年生11人が、本学法文学部からは松井忠大教授に引率された法政策学科の3年生10人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸教員・乗組員の指導を受けました。この実習航海は、両大学の共同演習「海商法セミナー」の一環として実施されたものです。
この実習は、かごしま丸での洋上実習を通して、海上物品輸送という商行為について定めた法律である海商法(商法第三編)の法解釈や船舶衝突により生じた賠償責任等の裁判例に現れた事案の理解をする上で重要な、大型船舶の構造・設備、運航実務及び海上交通法規を学習することを目的として実施されました。初日は、谷山港停泊中のかごしま丸船内で乗船オリエンテーションと救命艇等操練を行った後、内山船長から「海上交通法規(海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法)」について講義を受けるとともに、箱井教授による船内セミナー「海商法を知る」が行われました。また夕食後は、三橋次席ニ等航海士から「航海当直」について説明を受けました。2日目は、午前9時に谷山港を出港し、錦江湾を南下しながら、3班に分かれて船内見学、操舵実習、ロープワーク実習を行った後、松田教授による船内セミナー「船舶衝突責任法」が行われました。鹿児島湾立目埼沖到着後、目視やレーダー、船舶自動識別装置(AIS)等による周囲の船舶の航行状況の見学を行いました。その後、18時から24時まで、錦江湾を北上しながら、かごしま丸教員・乗組員の指導の下、3班に分かれて船橋で航海当直実習を行い、前日の講義で学習した灯火(航海灯)の見え方による他船の進行方向や衝突のおそれの有無の判断、避航方法、灯色や点滅周期による灯台など航路標識の識別、コンパスやレーダーを用いた物標の方位や距離の測定による自船の位置決定など大型船の運航実務を体験しました。
今回は穏やかな天候に恵まれて、予定したすべての実習を無事故で実施できたこともあり、共同セミナーは参加した両大学の教員及び学生は大いに満足したようでした。箱井、松田両教授は、「本実習は、船内見学や航海当直実習等を通して、大型船舶の仕組みや運航実務を体験しながら学習することができ、学生が海商法の法解釈や船舶衝突により生じた賠償責任等の裁判例に現れた事案の理解や裁判例を学ぶ上で極めて有益であり、今後も共同利用制度を使って、この乗船実習を継続実施したい。」と語っていました。

船内セミナー
操舵実習
夜間航海当直実習
かごしま丸船内において内海水先人会の説明会を開催しました

2月26日、航海実習中のかごしま丸船内において内海水先区水先人会の高濱洋嘉さん、川島慧子さん、佐藤方昭さん、林さやかさんをお招きして水先人について説明会を開催しました。一般に知られることが少ない水先人について詳しい説明や実習生からの質問に対し深くお答えいただきました。実際に水先業務を行っている映像を見ながらの説明では、実習生らは緊迫した雰囲気が感じられる出港操船や狭水道での操船風景を食い入るように見ていました。水先人の業務内容や労働形態、メリットとデメリットを知り、やりがい、あこがれを感じ将来の選択肢として真剣に捉え始めた実習生も数名現れました。

かごしま丸が宮崎大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
トロール漁獲物の同定実習

平成29年11月24日から29日の6日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、宮崎大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
同大学からはヘンリック・ウルバンチク准教授と村瀬敦宣助教に引率された農学部海洋生物環境学科2年生の31人の学生が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員の指導を受けました。
この実習は、かごしま丸を利用して、外洋域での各種海洋調査及び生物採集の手法を学習することを目的として2011年から継続実施されているものです。実習では、初日に停泊中の船内で、かごしま丸教員による乗船ガイダンス、「国際漁場としての東シナ海」及び「着底トロール実習」についての講義と宮崎大学教員による生物多様性についての講義を受けた後、2日目に鹿児島を出港し、薩摩半島沖でのCTDと多筒採水器による海洋観測及びセッキ―板による透明度測定、夜間の稚魚ネット曳網による生物採集と標本観察、東シナ海陸棚域での2回の着底トロール操業と漁獲物の同定・測定実習を通じて、海洋生物と水圏環境の調査手法を体験しました。また、班ごとにテーマを設定し、実習中に得た資料や情報、文献調査の結果をとりまとめて、船内でグループ発表を行いました。かごしま丸は、27日に指宿市山川に寄港し、翌28日に有限会社坂井商店かつお節工場の見学を行いました。この他に、航行中に学部科目「航海技術乗船実習Ⅱ」受講の水産学部4年生の指導でブリッジでの操舵体験や機関士の案内で機関室や推進器室の見学を行ったほか、鹿児島湾内での錨泊中に釣り実習を行いました。
今回の実習は、全航程好天に恵まれ、予定していた実習を無事故で全て実施できたこともあり、参加した宮崎大学の教員・学生は大いに満足したようでした。グループ発表では、実習で採集された生物や海洋調査手法に関する発表に加えて、船舶運航や乗組員に関する発表内容も多く、大型練習船での実習を通して船舶や海技士に対する興味をかき立てられた学生も多かったようです。参加した学生には、同大学の海洋生物探査講座の単位が付与される予定です。
平成29年度のかごしま丸共同利用航海は、本航海終了をもってすべて実施を完了しました。

稚魚ネット曳網による生物採集実習
推進器室見学
かつお節工場見学
かごしま丸が東京海洋大学と愛媛大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
プランクトン培養実験準備
自由落下曳航式乱流計による観測

平成29年11月11日から20日の10日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、東京海洋大学及び愛媛大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
東京海洋大学からは長井健容助教に引率されたの海洋資源環境学部海洋環境科学科の4年生1人と留学生1人が、愛媛大学からは沿岸域環境科学研究センター所属の4年生1人が卒業研究の一部として参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した中村啓彦教授、小針統准教授、仁科文子助教の指導を受けました。この実習は、本学水産学部の海洋学グループが平成27年から本航海に参加した大学及び研究機関と共同で、新学術領域研究「海洋混合学の創設-物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明」の一環として実施している「黒潮とその源流域における混合過程・栄養塩輸送とその生態系の基礎構造の解明」を目的とした海洋学研究の観測現場に参加する形で行われました。
実習では、黒潮の流れに沿って上流域から下流域にかごしま丸を移動させながら、CTD-CMS、ADCP、乱流計、FRRF蛍光光度計、硝酸塩計(SUNA)等を用いた高度な海洋観測の現場を経験するとともに、東京海洋大学の学生は船尾に装着した自由落下曳航式乱流計を用いて、愛媛大学の学生はTwin-NORPACネットによるプランクトン採集と船上での培養実験を通して、それぞれの卒業研究に必要なデータの収集を行いました。
この実習航海には、大学院洋上観測乗船実習受講の本学水産学研究科修士課程の学生6人も混乗して実習を行いました。

河野真知さん(連合農学研究科3年)、日本環境毒性学会発表会で若手奨励賞を受賞 小山次朗名誉教授、日本環境毒性学会功労賞を受賞
(左2)河野真知さん 連合農学研究科3年
(右1)小山次朗 名誉教授

9月1~2日に開催された日本環境毒性学会研究発表会において、河野真知さん(連合農学研究科博士課程3年、海洋資源環境教育研究センター)が若手奨励賞を受賞しました。発表演題は「7,12-ベンズアントラセンキノンのヒメダカ胚に対する影響メカニズムの解明」で、排気ガス中に含まれ、水域を汚染する酸素化多環芳香族炭化水素化合物の魚胚への影響と軟骨部の奇形誘発メカニズムを明らかにした成果を発表しました。
また同学会で、小山次朗名誉教授が学会功労賞を受賞されました。小山先生は2009~2012年まで同学会の会長を務められたこと、また日本の環境毒性研究の発展に貢献した功績により、今回の受賞となりました。

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