トピックス:学生

河野真知さん(連合農学研究科3年)、日本環境毒性学会発表会で若手奨励賞を受賞 小山次朗名誉教授、日本環境毒性学会功労賞を受賞
(左2)河野真知さん 連合農学研究科3年
(右1)小山次朗 名誉教授

9月1~2日に開催された日本環境毒性学会研究発表会において、河野真知さん(連合農学研究科博士課程3年、海洋資源環境教育研究センター)が若手奨励賞を受賞しました。発表演題は「7,12-ベンズアントラセンキノンのヒメダカ胚に対する影響メカニズムの解明」で、排気ガス中に含まれ、水域を汚染する酸素化多環芳香族炭化水素化合物の魚胚への影響と軟骨部の奇形誘発メカニズムを明らかにした成果を発表しました。
また同学会で、小山次朗名誉教授が学会功労賞を受賞されました。小山先生は2009~2012年まで同学会の会長を務められたこと、また日本の環境毒性研究の発展に貢献した功績により、今回の受賞となりました。

「フェリーあけぼの」を遠洋航海中の学生25名が見学しました

遠洋航海中の学生25名は、那覇港でマルエーフェリーのフェリーあけぼの(8083トン)を見学しました。フェリーあけぼの船長は平口幸生氏(平成14年環 平成15年E)鹿児島大学水産学部最後の専攻科生の一人です。平口船長から学生は学校では学べないフェリー航海士としての仕事内容など丁寧に説明して頂きました。特に狭い港内で全長145mの船体を巧みに操船、離着岸する方法に学生は聞き入っていました。

熱帯水産学国際連携プログラムに基づいた大学院水産学研究科サマーセッションの開講式を実施しました
越塩俊介 水産学研究科長
サマーセッション開講式参加者(左前列3人目から山本智子 水産学部副学部長、越塩俊介 水産学研究科長(水産学部長)、有川博幸 水産学部事務長

鹿児島大学大学院水産学研究科では、東南アジアの5大学と共に平成26年8月に設立した高等教育国際協力組織である「熱帯水産学国際連携プログラム」に基づき、8月21日から9月27日までの6週間、平成29年度水産学研究科サマーセッションを開講します。サマーセッションの開講に先だって、8月19日(土)に開講式を水産学部で開催しました。開講式には東南アジアの構成校から来学した17名を含む総勢約60名が出席し、越塩俊介水産学研究科長の挨拶、本プログラムの説明等の後、各構成校からの参加学生の代表が挨拶と展望についてのスピーチを行いました。
本プログラムは、鹿児島大学水産学研究科が主唱し、カセサート大学(タイ)、フィリピン大学ヴィサヤス校(フィリピン)、サムラトランギ大学(インドネシア)、マレーシア・トレンガヌ大学(マレーシア)、ニャチャン大学(ベトナム)の各水産学系研究科(修士課程)が連携して一つのカリキュラムを形成し、平成27年より開始され本年が3年目になります。
本プログラムは、グローバル化する国内外の産業社会で活躍できる人材を育成することを目的とするとともに、互いに特色と強みのある科目を提供しあうことで、単一大学では不可能な魅力ある教育を提供する、アジアの水産系高等教育の拠点の形成を目指しています。カリキュラムの統一に加えて、教員資格や単位の認定に係る規則を共通化するとともに、構成校代表者による運営協議会を設け、質の高い教育を保証しています。なお、サマーセッション期間の授業等はすべて英語で行われ、サマーセッション期間を通じ、水産学研究科では各種の国際的教育・研究活動が展開される予定です。
本プログラムは、多国の大学がカリキュラムを共有し国際共同教育を進める、アジアでは初めての取り組みです。

鹿児島大学練習船かごしま丸、環境省などが行う海洋ごみ調査に参加

<東京海洋大学、九州大学、北海道大学、長崎大学、鹿児島大学同時発表(8月8日)>

本学練習船かごしま丸は今年度から拡充強化される環境省・東京海洋大学らによる海洋ごみ調査に参加します。「海洋ごみ問題に対処するためのG7行動計画」など、国際的な重要課題として認識される海洋ごみ問題について、主に南方海域と東シナ海の調査を分担します。
漂流ゴミの目視観測、表層マイクロプラスチックの採集、海底ごみの回収分析などを行い、海洋ごみの実態や生態系への影響評価に取り組んでいきます。
このプロジェクトは大型練習船を保有する全国水産系大学との連携によるもので、かごしま丸もその一翼を担っていきます。

 

吉田侑矢さん(水産学研究科2年)、日本水産工学会学術講演会で学生優秀賞を受賞
水産学研究科2年 吉田侑矢さん

平成29年5月27~28日に水産大学校(下関市)で行われた平成29年度日本水産工学会学術講演会において、吉田侑矢さん(水産学研究科2年・水産資源科学分野)が学生優秀賞を受賞しました。
受賞した発表演題は「イワシ棒受網漁業の水揚げ物組成と選別作業時間の関係」で、現在、手作業で魚種の選別が行われているイワシ棒受網漁業の水揚げ作業について、今後、作業負担を軽減して、簡略化することを目的として、水揚げ物組成が選別作業時間に与える影響を明らかにした成果を発表しました。

かごしま丸が早稲田大学及び本学法文学部の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
退船操練
退船操練

平成29年5月15日から5月17日の3日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、早稲田大学及び本学法文学部の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
早稲田大学からは箱井崇史教授に引率された法学部の3年生12人が、本学法文学部からは松田忠大教授に引率された法政策学科の3年生5人と大連海事大学からの特別聴講生2人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸教員・乗組員の指導を受けました。この実習航海は、両大学の共同演習「海商法セミナー」の一環として実施されたものです。
この実習は、かごしま丸での航海体験を通して、海上物品輸送という商行為について定めた法律である海商法(商法第三編)の法解釈や船舶衝突により生じた賠償責任等の裁判例に現れた事案の理解をする上で重要な、大型船舶の構造・設備、運航実務及び海上交通法規を学習することを目的として実施されました。初日は、谷山港停泊中のかごしま丸船内で乗船オリエンテーションと救命艇等操練を行った後、内山船長から「海上交通法規(海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法)」について、松田教授からは「船舶衝突責任法」について講義を受けました。2日目は、午前9時に谷山港を出港し、2班に分かれて船内見学と操舵実習を行いながら錦江湾を南下しました。午後は、ロープワーク実習、箱井教授による船内セミナー「海商法の歴史的沿革」を受けた後、大隅半島佐多岬西方沖にて周辺を航行する船舶の航行状況の見学を行いました。夕方からは、3班に分かれて船橋で航海当直実習を行い、かごしま丸教員・乗組員の指導の下、錦江湾を北上しながら、前日の講義で学習した灯火(航海灯)の見え方による他船の進行方向や衝突のおそれの有無の判断、灯台など航路標識を使った位置決定や変針方法など大型船の航法を体験しました。
大型練習船を利用した共同セミナーは参加した学生にとっては初めての体験でしたが、今回は穏やかな天候に恵まれて、予定したすべての実習を無事故で実施できたこともあり、参加した両大学の教員及び学生は大いに満足したようでした。箱井、松田両教授は、「本実習は、我々が旅客船に乗客として乗って行う実習では体験することのできない航海当直など船舶運航の実務を体験できる点で、学生が海商法の法解釈や裁判例を学ぶ上で極めて有益であり、今後も共同利用制度を使って、この乗船実習を継続実施したい。」と語っていました。

内山船長による海上交通法規の講義
内山船長による海上交通法規の講義
箱井教授による船内セミナー
箱井教授による船内セミナー
航海当直実習
航海当直実習

 

かごしま丸が放送大学と志學館大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
救命艇等操練

平成29年5月27日から5月28日の2日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、放送大学と志學館大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
放送大学からは、鹿児島学習センターの職員2人に引率された「鹿児島湾洋上実習」受講の17人が、志學館大学からは淵脇千寿保講師に引率された「フィールドで学ぶ環境科学」受講の法学部2年生1人と1年生2人および人間関係学部1年生1人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した山中有一准教授の指導を受けました。「鹿児島湾洋上実習」は、かごしま丸を利用した洋上実習を主体とする現場学習型の科目で、放送大学鹿児島学習センターの全国開放型の面接授業として平成25年度に新設開講され、鹿児島県内はもとより、九州、近畿、関東、東北地方から20代~70代までの幅広い年齢層の学生が参加しました。また、「フィールドで学ぶ環境科学」は、本学の教育関係共同利用施設であるかごしま丸や農学部演習林での実習と講義を組み合わせた現場学習型科目として平成28年度に新設開講された科目で、受講生は放送大学の学生との混乗し、同じ内容の実習を行いました。
初日は、谷山港停泊中のかごしま丸船内で、東隆文首席一等航海士による乗船実習ガイダンス、船内見学及び救命艇等操練(退船訓練)を行った後、山中准教授と三橋廷央次席二等航海士から、「海洋観測とは」及び「海洋環境保全と持続可能な漁業」について講義を受けました。2日目は、午前8時30分に谷山港を出港し、鹿児島湾中央付近の水深200mを超える水域でCTDと多筒採水器による海洋観測、スミス・マッキンタイアー採泥器による底質・ベントスの採取と観察、北太平洋標準ネットの鉛直曳きによるプランクトンの採取と観察、セッキー板を用いた海水透明度測定の実習を行うとともに、ロープワークの実習を行いました。また、航行中は、2班に分かれて操舵体験と機関室等の見学を行いました。その後、2日間の実習のまとめとレポート作成を行いました。かごしま丸は予定したすべての実習を完了し、15時過ぎに予定通りに谷山港に帰港しました。
両大学の受講生にとって大型練習船での洋上実習は初めての体験でしたが、天候に恵まれて平穏な海況のもとで予定したすべての実習を無事故で実施できたこともあり、参加した両大学の教職員と学生は大いに満足したようでした。放送大学の学生からは、「船というプラットフォームの特長を生かした座学と実習を組み合わせた本授業を通して、海洋観測の役割や海洋環境の保全、持続可能な漁業について理解が深めることができた。」といった感想が聞かれました。また、志學館大学の淵脇講師は、「海洋観測実習を通して、身近な海である鹿児島湾(錦江湾)を三次元でとらえることができるようになった。また、放送大学の受講生や鹿児島大学4年生など社会経験や専門が異なる方たちとの共同実習・生活は、受講した学生達に良い刺激を与えたと思う。今後も共同利用制度を使って、かごしま丸での乗船実習を継続実施したい。」と語っていました。
なお、参加した放送大学の学生には、実習レポートに基づいて同大学の「鹿児島湾洋上実習」の単位が、志學館大学の学生には、陸上での指導と合わせて同大学の「フィールドで学ぶ環境科学」の単位が、それぞれ付与される予定です。

船内講義
採泥器による底質採取実習
推進器室見学
かごしま丸が日本大学の学生を対象とした共同利用乗船実習を実施しました
着底トロール操業実習

平成29年5月20日から26日の7日間、本学部附属練習船かごしま丸は、教育関係共同利用拠点認定事業の一環として、日本大学の学生を対象とした乗船実習を実施しました。
同大学からは小島隆人教授に引率された生物資源科学部海洋生物資源科学科の3年生8人およびTAの4年生1人と大学院1年生1人が参加し、内山正樹船長以下のかごしま丸乗組員と学部から参加した木村郁夫教授、上西由翁教授、山岡浩技術職員の指導を受けました。
実習では、かごしま丸教員から乗船ガイダンス、救命艇等操練及び着底トロール操業と国際漁場としての東シナ海の概要について講義を受けた後、東シナ海の我が国の排他的経済水域内で着底トロール操業を行い、その漁獲物の選別・測定及び硬直度指数とK値による鮮度評価、さつま揚げの製造、CTDによる海洋観測等の実習を行いました。操業後は、木村教授から「漁獲物の船上加工」に関する講義を受けるとともに、かごしま丸教員の指導で操業資料の分析を行いました。23日~24日には奄美大島名瀬に寄港し、名瀬漁協水揚荷捌所、宝勢丸鰹漁業生産組合の加工販売施設および近郊のマングローブ域の見学を行いました。復航時は、小島教授の指導で「かごしま丸でコンピューターに親しもう-Excelを使ったプログラム学習-」と題して、船内の学生用パソコンを使って初歩のプログラミング演習を行うとともに、上西教授から「魚介類の鮮度と品質」と「水産煉り製品」について講義を受けました。また、ブリッジで操舵と航海当直を体験しました。全般的に天候に恵まれたこともあり、参加した日本大学の教員・学生は大型練習船での実習に大いに満足したようでした。
小島教授は、共同利用航海について、「かごしま丸のような大型練習船での実習は本学の実験・実習では決して体験できない経験であり、彼らの勉学に必ず活かされると思う。実際、この実習に参加した学生のほぼ全員が、卒業時に実施する学生アンケートにおいて、かごしま丸での乗船実習を在学中に最も印象に残った講義・実習の1つとして挙げている。また近年は、水産商社に就職する学生も多く、本実習を通して、鹿児島大学の教員による食品分野の講義や実習を受けることができることも、彼らの就職活動や将来の仕事にとって非常に意義深い。今後も共同利用制度を使って、かごしま丸での洋上実習を継続実施したい。」と語っていました。なお、参加した学生には、後日提出されるレポートに基づいて、同大学の海洋生物資源科学実習の単位が付与される予定です。
この実習航海には、本学部の漁獲物船上処理乗船実習受講の学生17人も混乗し、日本大学生と同じ内容の実習を行いました。

利用大学教員による演習指導
さつま揚げ製造実習
航海当直実習(真風向・風速計算)
MBC南日本放送「かごしま4」に水産学部の学生さんが出演しました
左から、***さん、さっつん、***さん
左から、近藤里江さん、さっつん、橋本百花さん

4月25日(火)、MBC南日本放送のテレビ番組「かごしま4」の「さっつんキャンパスリポート」のコーナーに、水産経済学分野4年生の近藤里江さんと国際食料資源学特別コース3年生の橋本百花さんが出演しました。
放送では、2人が水産学部に入学した動機や大学での授業や研究、サークル活動、フィリピンでの海外研修実習の様子などについて紹介しました。水産学部を目指す高校生に向けて、近藤さんは「水産学部は特殊な学部と思われがちですが、入学すれば、そうではなく水産学が日本にとって重要な学問分野であることがわかります。鹿児島には豊かな水産資源があります。」とコメントし、橋本さんは「国際食料資源学特別コースは水産学部と農学部にまたがったコースで、水産学と農学の両方が学べます。」と伝えました。 たくさんの受験生の方に鹿児島大学水産学部を受験してほしいです。

海上保安庁測量船拓洋の見学を行いました

170306a1

170306a22月22日京浜港月島水産埠頭に寄港中のかごしま丸水産総合乗船実習中の学生は、吉田夏希氏(平成25卒:海上保安庁海洋情報部)が乗船している測量船拓洋の見学を行いました。データ測定方法、搭載機器類の説明、小笠原諸島西之島上陸の話などを聞き、警備、救難のイメージを強く持っていた学生は、保安官の任務について認識を深めるとともに、現場で活躍している先輩を見て自分の将来について考える良い機会になりました。

1 / 212

Page Top